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Systemwalker Centric Manager 監視スタートガイド

4.2.2 SNMPエージェントの設定をする

運用管理サーバ、および監視対象機器に対して、SNMPエージェントの設定を行います。

運用管理サーバは、SNMPエージェントを使用して監視対象機器の情報を収集します。


運用管理サーバ、および監視対象サーバの設定

SNMPエージェントをインストールする

SNMPエージェントがインストールされていない場合には、インストールします。


Windows Server 2003の場合

  1. [コントロールパネル]-[プログラムの追加と削除]をダブルクリックします。

  2. [プログラムの追加と削除]画面で、[Windowsコンポーネントの追加と削除]ボタンをクリックします。

  3. [Windows コンポーネントウィザード]画面で、[コンポーネント]の[管理とモニタツール]のチェックボックスをチェックし、[詳細]ボタンをクリックします。

  4. [管理とモニタツール]画面で、[管理とモニタ ツールのサブコンポーネント]の、[簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)]のチェックボックスをチェックし、[OK]ボタンをクリックします。

  5. [Windows コンポーネントウィザード]画面で、[次へ]ボタンをクリックします。

  6. 画面の指示に従って、Windows Server 2003 のCD-ROMをセットするとインストールが開始されます。

  7. SNMPエージェントがインストールされます。


Windows Server 2008の場合

  1. [管理ツール]-[サーバー マネージャ]を選択します。

  2. [サーバー マネージャ]画面で、[機能の追加]をクリックします。

  3. [機能の追加ウィザード]-[機能の選択]画面で、[SNMPサービス]のチェックボックスをチェックし、[次へ]ボタンをクリックします。

  4. [機能の追加ウィザード]-[インストール オプションの確認]画面で、[インストール]ボタンをクリックします。

  5. 画面の指示に従ってインストールを開始します。

  6. [機能の追加ウィザード]-[インストールの結果]画面で、[インストールが正常に完了しました]が表示されていることを確認し、[閉じる]ボタンをクリックします。


コミュニティ名を設定する

SNMPエージェントの認証に使用するコミュニティ名を設定します。


コミュニティ名は任意で設定可能ですが、本書では、以下のコミュニティ名を使用します。

[コミュニティ名]:“public”


コミュニティ名の設定方法は、以下のとおりです。


  1. [管理ツール]-[サービス]を選択します。

  2. [サービス]画面で、[SNMP Service]を右クリックし、[プロパティ]を選択します。

  3. [(ローカル コンピュータ)SNMP Service のプロパティ]画面で、[セキュリティ]タブをクリックします。

  4. [(ローカル コンピュータ)SNMP Service のプロパティ]-[セキュリティ]タブの画面で、[受け付けるコミュニティ名]の[追加]ボタンをクリックします。

  5. [SNMP サービスの構成]画面で、以下の項目を設定し、[追加]ボタンをクリックします。

    [コミュニティの権利]

    [読み取りのみ]

    [コミュニティ名]

    “public”

  6. [(ローカル コンピュータ)SNMP Service のプロパティ]-[セキュリティ]タブの画面で、[すべてのホストからSNMPパケットを受け付ける]をチェックし、[OK]ボタンをクリックします。


ネットワーク機器の設定

ネットワーク機器のSNMPのセットアップ方法は、それぞれのマニュアルを参照し、コミュニティ名を設定してください。

また、ネットワーク機器のSNMPトラップを監視するためには、ネットワーク機器のトラップ通知先アドレスが運用管理サーバのアドレスとなるように設定してください。