一度発生した障害を次も監視するのか、それとも監視する障害を絞り込んで必要な障害だけを監視するようにするかなど、監視する障害をフィルタリングすることができます。
監視イベントを監視対象から外す
監視対象から外したイベントを再び監視対象にする
ポイント
改行を含むメッセージテキストの場合、「監視対象から外す」や「アクション定義の追加」を実施すると、改行以降の文字は削除されます。
改行を含むメッセージテキストのフィルタリングは、正規表現を使用してください。
例)
メッセージ
Aが発生しました。 |
定義
Aが発生しました。.*原因:B |
改行が入る部分を、“.*”に変更して設定してください。このように、“.*”を使用することで、“任意の文字列”を定義できます。
監視イベントを監視対象から外す
発生した障害の中から、監視する必要のない障害を監視対象から外します。
[Systemwalkerコンソール]で[監視イベント一覧]の中から、今後監視しないイベントを選択します。
[イベント]メニューから[アクション定義の追加(監視対象から除外)]を選択します。
→[イベント監視の条件定義]ウィンドウおよび[イベント定義/アクション定義]ウィンドウが表示されます。
[イベント定義/アクション定義]ウィンドウでは、すべてのアクション定義が未定義になっています。
[イベント定義/アクション定義]ウィンドウで[OK]ボタンをクリックします。
[イベント監視の条件定義]ウィンドウで、[環境設定]メニューから[定義の保存]を選択します。
→以後、選択した監視イベントは監視されなくなります。
監視対象から外したイベントを再び監視対象にする
監視対象から外したイベントを監視対象にします。
[スタート]メニューから[プログラム]-[Systemwalker Centric Manager]-[環境設定]-[システム監視設定]を選択します。
→[システム監視設定[接続先設定]]ダイアログボックスが表示されます。
接続するサーバのホスト名、ユーザ名およびパスワードを設定し[OK]ボタンをクリックします。
→[システム監視設定]ダイアログボックスが表示されます。
[イベント監視の条件定義]ボタンをクリックします。
→[イベント監視の条件定義]ウィンドウが表示されます。
対象となるメッセージを選択した後、[イベント]メニューから[イベントの削除]を選択します。
→イベントが削除されます。
[イベント監視の条件定義]ウィンドウで、[環境設定]メニューから[定義の保存]を選択します。
→以後、監視イベントは再び監視されるようになります。