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Systemwalker Centric Manager 使用手引書 リモート操作機能編 Connect管理者ガイド

6.1.3 Connect管理

スタートメニューから[Live Help]-[Connect管理]を選んで、Connect管理を起動してください。

Connect管理ダイアログには「統計情報」「センター」「認証」の3つのモードがあります。

6.1.3.1 各モード共通の機能

各モードで共通のメニューを以下に示します。これらの各メニューについてそれぞれ説明します。

表6.6 各モード共通のメニュー

ディスパッチャー

表示

[モード別]

ヘルプ

接続

認証

目次

切断

センター

バージョン情報

終了

統計

履歴リスト

最新の情報に更新

[ディスパッチャー] メニュー

Connect管理は、起動直後はConnectディスパッチャーと接続していないため、管理操作メニューがグレイアウトされており、操作できません。本メニューは、Connectディスパッチャーとの接続操作を行うためのコマンドになります。

[ディスパッチャー]-[接続]

以下のようなダイアログが表示されます。ConnectディスパッチャーのIPアドレスかもしくはホスト名(注)を指定して、[OK]を押して接続してください。

注) Connectディスパッチャーと同じサーバ上でConnect管理を起動している場合は、ホスト名として「localhost」と指定しても接続できます。

[ディスパッチャー]-[切断]

Connectディスパッチャーとの接続を切断します。

[ディスパッチャー]-[終了]

Connectディスパッチャーを終了します。

[ディスパッチャー]-[履歴リスト]

過去の接続履歴が3件まで保存されています。この履歴から選択することで、ワンクリックで再接続できます。

[表示] メニュー

Connect管理には3つの管理モードがあります。本メニューは管理モードの切り替え操作を行うためのコマンドになります。

[表示]-[認証]

管理モードを[認証]モードに切り替えます。

[表示]-[センター]

管理モードを[センター]モードに切り替えます。

[表示]-[統計]

管理モードを[統計情報]モードに切り替えます。

[表示]-[最新の情報に更新]

統計情報の表示内容を更新します。

[ヘルプ] メニュー

本メニューは、Connect管理のヘルプやバージョン情報を参照するためのコマンドになります。

[ヘルプ]-[目次]

Connect管理のヘルプを表示します。

[ヘルプ]-[バージョン情報]

Connect管理のバージョン情報を表示します。

6.1.3.2 [統計情報]モード

セッションに関連する統計情報表示モードです。このモードで利用できるメニューを“[統計情報]モード・メニュー”に示します。これらの各メニューについてそれぞれ説明します。また、“[統計情報] ダイアログ”に表示されている各項目の説明を“統計情報”に示します。

表6.7 [統計情報]モード・メニュー

ディスパッチャー

表示

ロギング

ヘルプ

接続

認証

ログファイル管理

目次

切断

センター

バージョン情報

終了

統計

履歴リスト

最新の情報に更新

図6.1 [統計情報] ダイアログ

表6.8 統計情報

項目

説明

実行中のセッション数

現在実行中の全セッション数

エキスパートの参加を待っているセッション数

現在セッションを開いて、接続待ち状態にあるExpertおよびClientの数

サーバが起動されて以来、開かれたセッション数

現在までにこのConnectサーバで開かれたセッション数

セッションの平均経過時間

現在までのセッションの平均接続時間

サーバの起動時刻

Connectサーバが起動してからの経過時間

サーバに接続している[Live Help Expert]および[Live Help Client]数

現在Connectサーバに接続しているExpertおよびClient の数

過去1分、1時間、および1日にサーバが処理した平均転送量

過去1分間

過去1分間にConnectサーバが処理した平均転送量(バイト/秒)

過去1時間

過去1時間にConnectサーバが処理した平均転送量(バイト/秒)

過去1日間

過去1日間にConnectサーバが処理した平均転送量(バイト/秒)

[ロギング] メニュー

本メニューは、ロギング設定操作を行うためのコマンドになります。

[ロギング]-[ログファイル管理]

以下のようなダイアログが表示されます。「セッション状況をロギング」にチェックを入れてから、「ログファイル作成周期」および「ログファイルの保存期間」を指定して[OK]を押してください。各項目の詳細は“ロギングの設定項目”を参照してください。

表6.9 ロギングの設定項目

項目

説明

セッション状況をロギング(チェックボックス)

ロギング設定の有効/無効。チェックすると有効になる。

ログファイル管理

ログファイル作成周期

指定された作成周期でログファイル切替。デフォルトは「毎月」。指定周期の午前0時に次のログファイルが作成される。

指定可能周期

「毎日」、「毎週」、「毎月」単位で選択

ログファイルの保存期間

指定された日数だけログファイルを保存。それ以上古いファイルは自動で削除。デフォルトは10日前のファイルまで保存。

指定可能期間

0~999日

6.1.3.3 [センター]モード

セッションに関連するセンター登録情報表示モードです。このモードで利用できるメニューを“[センター]モード・メニュー”に示します。これらの各メニューについて、それぞれ説明します。また、“[センター] ダイアログ”に表示されているセンター・リストの項目の説明を“センター・リスト”に示します。

表6.10 [センター]モード・メニュー

ディスパッチャー

表示

センター

ツール

ヘルプ

接続

認証

追加

CCLファイル作成

目次

切断

センター

編集

バージョン情報

終了

統計

削除

履歴リスト

最新の情報に更新

図6.2 [センター] ダイアログ

表6.11 センター・リスト

項目

説明

センター名

サポートセンター名。ExpertおよびClientの属するグループ名

文字数上限

全角で20文字、半角で40文字以内

個数上限

20,000個

使用できない文字

, (半角カンマ)

[センター] メニュー

本メニューは、サポートセンター設定操作を行うためのコマンドになります。

[センター]-[追加]

以下のダイアログが表示されます。新規追加する「センター名」を指定して[OK]を押してください。

[センター]-[編集]

以下のダイアログが表示されます。「センター名」を変更して[OK]を押してください。

[センター]-[削除]

選択されたサポートセンターを削除します。

[ツール] メニュー

本メニューは、CCLファイル作成操作を行うためのコマンドになります。

[ツール]-[CCLファイル作成]

以下のようなダイアログが表示されます。サポートセンター名をドロップダウン・リストから一つ選択して、ConnectディスパッチャーのIPアドレスもしくはホスト名として、グローバルIPアドレスかフルドメインのホスト名を指定してください。SOCKSプロキシ経由で接続する場合は、「SocksサーバのIPアドレスもしくはホスト名」にチェックを入れて、SOCKSサーバのIPアドレスもしくはホスト名を指定してください。各項目の詳細は“CCLファイル作成項目”を参照してください。設定後[OK]を押すと、ファイルの保存ダイアログとなりますので、任意のフォルダに保存してください。デフォルトのファイル名は「SUPTCP.CCL」になります。

表6.12 CCLファイル作成項目

項目

説明

サポートセンター名

サポートセンター名。ExpertおよびClientの属するグループ名

[Connect ディスパッチャー]コンピュータのIPアドレスもしくはホスト名

ExpertおよびClientから(SOCKSプロキシ経由の場合は、SOCKSプロキシ・サーバから)Connectディスパッチャーに接続するための、IPアドレスおよびホスト名。

SocksサーバのIPアドレスもしくはホスト名(省略可)

チェックすると有効になる。
ExpertおよびClientからSOCKSプロキシ経由でConnectディスパッチャーに接続する場合の、SOCKSプロキシ・サーバのIPアドレスおよびホスト名。

6.1.3.4 [認証]モード

セッションに関連する認証登録情報表示モードです。このモードで利用できるメニューを“[認証]モード・メニュー”に示します。これらの各メニューについてそれぞれ説明します。また、“[認証] ダイアログ”に表示されている認証リストの各項目の説明を“認証リスト”に示します。

表6.13 [認証]モード・メニュー

ディスパッチャー

表示

認証

ヘルプ

接続

認証

追加

目次

切断

センター

編集

バージョン情報

終了

統計

削除

履歴リスト

最新の情報に更新

図6.3 [認証] ダイアログ

表6.14 認証リスト

項目

説明

認証ID

認証データの識別子。セッション権と有効期限は、認証ID毎に設定できる。認証IDは「主ID.副ID」の形式となっている。

文字数上限

主IDと副IDを合わせて、全角で59文字、半角で118文字以内

個数上限

20,000個

使用できない文字

\ (半角円マーク)
/ (半角スラッシュ)
: (半角コロン)
* (半角アスタリスク)
? (半角クエスチョンマーク)
“ (半角ダブルクォーテーション)
< (半角小なり)
> (半角大なり)
| (半角パイプライン)

参加権

開かれているセッションに「参加」する権限の「あり」「なし」。

開催権

セッションを「開く」権限の「あり」「なし」。

管理権

Connectディスパッチャーを「管理する」権限の「あり」「なし」。

有効期限

認証IDに対する有効期限。有効期限が過ぎると、その認証IDは無効になる。

指定可能期限

2036年12月31日まで指定可能

認証リスト上で認証を選択して右クリックすると、“認証の保存”に示す保存用メニューが表示されます。任意のフォルダに保存してください。

表6.15 認証の保存

項目

説明

Client配布用に認証ファイルを保存する

Client用認証ファイル作成。ファイル名は「CLIENTCR.DAT」。

Expert配布用に認証ファイルを保存する

Expert用認証ファイル作成。ファイル名は「EXPERTCR.DAT」。

[認証] メニュー

本メニューは、認証設定操作を行うためのコマンドになります。

[認証]-[追加]

以下のダイアログが表示されます。認証ID(主IDおよび副ID)、セッション権および有効期限を設定して[OK]を押してください。

[認証]-[編集]

以下のダイアログが表示されます。セッション権および有効期限を変更して[OK]を押してください。

[認証]-[削除]

選択された認証を削除します。

表6.16 認証の設定

設定項目

概要

認証ID

主ID

認証の主識別子。

副ID

認証の副識別子。

認証ID

「主ID.副ID」の形式で表現される、認証データの識別子。

セッション権(チェックボックス)

参加権

開かれているセッションに「参加」する権限。主にExpert用の権限。

開催権

セッションを「開く」権限。主にClient用の権限。

管理権

Connectディスパッチャーを「管理する」権限。参加権および開催権とは排他で選択。

有効期限

最終有効日

認証IDに対する有効期限。有効期限が過ぎると、その認証IDは無効になる。