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Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド UNIX編

資源配付をクラスタサービスとし、ディスク破損で共有ディスクを交換したなど、共有ディスクの内容が刷新されている場合、配付系のリストアを実施する前に資源配付を設定する必要があります。

以下に資源配付の設定手順を示します。以下の手順は、プライマリノードだけで実施してください。

  1. Systemwalker Centric Managerの停止

    以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerを停止します。

    /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr

  2. クラスタサービスの停止

    業務アプリケーションで使用するクラスタサービスを停止します。停止方法については、各クラスタのマニュアルを参照してください。

  3. 共有ディスクのマウント

    以下のマウントポイントを指定し、業務アプリケーションで使用するクラスタサービスの共有ディスクをマウントします。コマンドの詳細は、各クラスタのマニュアルを参照してください。

    mount /クラスタ設定時に指定した共有ディスクのマウントポイント

  4. 資源配付の設定の解除

    資源配付の設定解除”を参照し、以下の処理を行ってください。

    • RMSの停止(PRIMECLUSTER)

    • クラスタサービスの削除

    • 資源配付のクラスタアンセットアップ

  5. 資源配付の設定

    • 共有ディスクのマウントポイント:/share

    • 論理IPアドレス:1.1.1.1

    • 論理IPアドレスに割り当てたホスト名:cluster-host

    上記の場合のコマンド実行例を以下に示します。

    /opt/FJSVmpsdl/sys/drmsclst -s -m /share -i 1.1.1.1 -h cluster-host -k Primary

  6. クラスタアプリケーションの作成

    クラスタアプケーションの作成”を参照し、以下の処理を行ってください。

    • アプリケーションの作成

    • リソースの設定

  7. 共有ディスクのアンマウント

    以下のマウントポイントを指定し、業務アプリケーションで使用するクラスタサービスの共有ディスクをアンマウントします。コマンドの詳細は、各クラスタのマニュアルを参照してください。

    umount /クラスタ設定時に指定した共有ディスクのマウントポイント

  8. クラスタサービスの起動

    Cluster Admin GUIを起動し、業務アプリケーションで使用するクラスタサービスを起動します。起動方法については、各クラスタのマニュアルを参照してください。

  9. Systemwalker Centric Managerの起動

    以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerを起動します。

    /opt/systemwalker/bin/scentricmgr