資源配付機能を以下のように運用し、クライアントに資源を配付する方法について説明します。
クラスタサービス以外で運用した場合
クラスタサービスとして運用した場合
クラスタサービス以外で運用
クライアントは、運用系ノードの物理IPアドレスで接続します。ノードが切り替わった場合は、配付できません。
ポイント
適用先の定義の確認方法
以下のコマンドを実行します。drmslst(検索コマンド)の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。
/opt/systemwalker/bin/drmslst -a lib -l 適用先ID -S |
[適用先ID]:
確認する定義の適用先IDを指定します。
通信異常時の再開方法
原因を取り除き、運用系ノードが運用系として稼働しているのを確認してから再配付してください。
資源配付取り出し機能について
クライアントで、業務サーバから資源を取り出す場合、通信先指定に物理IPアドレスまたは物理ホスト名を指定してください。
詳細は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編”を参照してください。
共有ディスクへの適用状況の確認方法
運用系ノードと待機系ノードのそれぞれの適用状態を確認し、運用系ノードと待機系ノードの両ノードで、エラーコードが“SKIP”となっている場合には、共有ディスクへ配付資源が適用されていません。その場合には、稼働しているノードに対して、以下の方法により再度、共有ディスクへの適用を実施してください。
エラーコードに、“SKIP”と表示されている世代以降を削除します。
運用管理サーバから削除した世代以降を再配付します。
再配付された世代を適用します。
クラスタサービスとして運用
クライアントは、論理IPアドレスで接続します。ノードの切り替わりを意識しないで、配付を継続して運用できます。
ポイント
通信異常時の再開方法
原因を取り除いて、再配付してください。
資源配付取り出し機能について
クライアントで、業務サーバから資源を取り出す場合、通信先指定に論理IPアドレスまたは論理ホスト名を指定してください。
詳細は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編”を参照してください。