HACMPは、異常検出時または状態遷移時に、user.noticeレベルのメッセージでsyslogに出力します。メッセージを監視する場合、/etc/syslog.confの定義を見直し、フィルタリングを行ってください。フィルタリングの詳細は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。
user.noticeをSystemwalker Centric Managerに通知する場合の例は以下のとおりです。
以下のファイルを編集します。
ファイル
/etc/syslog.conf |
編集方法
以下のように、user.noticeを追加します。
*.warning; /var/opt/FJSVsagt/fifo/slg ↓ *.warning;user.notice /var/opt/FJSVsagt/fifo/slg |
syslogdにsyslog.confの更新を通知します。
ps -ef | grep syslogd |
監視したいメッセージの内容に応じて、syslog.confを変更してください。
ポイント
メッセージレベルにuser.noticeを追加することで、不要なメッセージが通知される場合があります。不要なメッセージは、フィルタリングすることをお勧めします。
フィルタリングの設定手順については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。