ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド UNIX編

21.3.4 HACMPを監視する【AIX版】

HACMPは、異常検出時または状態遷移時に、user.noticeレベルのメッセージでsyslogに出力します。メッセージを監視する場合、/etc/syslog.confの定義を見直し、フィルタリングを行ってください。フィルタリングの詳細は、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。

user.noticeをSystemwalker Centric Managerに通知する場合の例は以下のとおりです。

  1. 以下のファイルを編集します。

    • ファイル

      /etc/syslog.conf

    • 編集方法

      以下のように、user.noticeを追加します。

      *.warning;                /var/opt/FJSVsagt/fifo/slg
        ↓
      *.warning;user.notice     /var/opt/FJSVsagt/fifo/slg
  2. syslogdにsyslog.confの更新を通知します。

    ps -ef | grep syslogd
    kill -HUP <上記で求めたプロセスID>

    監視したいメッセージの内容に応じて、syslog.confを変更してください。

ポイント

メッセージレベルにuser.noticeを追加することで、不要なメッセージが通知される場合があります。不要なメッセージは、フィルタリングすることをお勧めします。

フィルタリングの設定手順については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”を参照してください。