ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Centric Manager クラスタ適用ガイド UNIX編

第17章 旧版からの移行

クラスタシステムとして運用していた旧版(Systemwalker Centric Manager V13.1.0以前)の部門管理サーバのアップグレードインストール方法を以下に示します。

  1. プライマリノードおよびセカンダリノードで、サービスを停止します。

    停止手順については、“クラスタシステム上の部門管理サーバを止する”を参照してください。

  2. クラスタアプリケーションを削除します。

    Systemwalker Centric Managerクラスタアプリケーションを削除します。削除方法については、各クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。

  3. セカンダリノードで、クラスタをアンセットアップします。

    以下のコマンドを実行します。

    /opt/systemwalker/bin/mpsupunc

  4. プライマリノードで、クラスタをアンセットアップします。

    以下のコマンドを実行します。

    /opt/systemwalker/bin/mpsupunc

  5. アップグレードインストールします。

    プライマリノード、セカンダリノードで、アップグレードインストールします。アップグレードインストールの方法については、“Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド”を参照してください。

  6. プライマリノードで、クラスタをセットアップします。

    以下のコマンドを実行し、クラスタをセットアップします。セットアップの詳細は、“導入”を参照してください。

    /opt/systemwalker/bin/mpsupclt -k Primary -i 論理IPアドレス -h 論理ホスト名 -m マウントポイント

    • -i:

      Systemwalker Centric Manager用サービスで使用する論理IPアドレスを指定します。

    • -h:

      論理IPアドレスに対するネットワークのホスト名を指定します。

    • -m:

      共有資源用パーティションをマウントするディレクトリを指定します。

  7. セカンダリノードで、クラスタをセットアップします。

    以下のコマンドを実行し、クラスタをセットアップします。セットアップの詳細は、“導入”を参照してください。

    /opt/systemwalker/bin/mpsupclt -k Secondary -i 論理IPアドレス -h 論理ホスト名 -m マウントポイント

    • -i:

      Systemwalker Centric Manager用サービスで使用する論理IPアドレスを指定します。

    • -h:

      論理IPアドレスに対するネットワークのホスト名を指定します。

    • -m:

      共有資源用パーティションをマウントするディレクトリを指定します。

  8. 部門管理サーバのバージョンアップ情報を運用管理サーバに認識させます。

    1. 運用管理サーバと部門管理サーバのSystemwalker Centric Managerを起動します。

    2. 部門管理サーバのイベント通知先の設定で、“通知先へは必要な時だけ接続する”(必要時接続)を選択している場合は、プライマリノードおよびセカンダリノードで、以下のコマンドを実行します。

      /opt/systemwalker/bin/opaconstat -a

    3. 運用管理サーバを再起動します。

注意

監視対象プロセスのカスタマイズについて

旧版で、監視対象プロセスのカスタマイズを設定している場合、設定内容は無効になります。もう一度、プロセス監視機能のカスタマイズを実施してください。監視対象のカスタマイズについては、“デーモンのプロセスを監視する”を参照してください。