クラスタシステムとして運用していた旧版(Systemwalker Centric Manager V13.1.0以前)の部門管理サーバのアップグレードインストール方法を以下に示します。
プライマリノードおよびセカンダリノードで、サービスを停止します。
停止手順については、“クラスタシステム上の部門管理サーバを停止する”を参照してください。
クラスタアプリケーションを削除します。
Systemwalker Centric Managerクラスタアプリケーションを削除します。削除方法については、各クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
セカンダリノードで、クラスタをアンセットアップします。
以下のコマンドを実行します。
/opt/systemwalker/bin/mpsupunc |
プライマリノードで、クラスタをアンセットアップします。
以下のコマンドを実行します。
/opt/systemwalker/bin/mpsupunc |
アップグレードインストールします。
プライマリノード、セカンダリノードで、アップグレードインストールします。アップグレードインストールの方法については、“Systemwalker Centric Manager バージョンアップガイド”を参照してください。
プライマリノードで、クラスタをセットアップします。
以下のコマンドを実行し、クラスタをセットアップします。セットアップの詳細は、“導入”を参照してください。
/opt/systemwalker/bin/mpsupclt -k Primary -i 論理IPアドレス -h 論理ホスト名 -m マウントポイント |
-i:
Systemwalker Centric Manager用サービスで使用する論理IPアドレスを指定します。
-h:
論理IPアドレスに対するネットワークのホスト名を指定します。
-m:
共有資源用パーティションをマウントするディレクトリを指定します。
セカンダリノードで、クラスタをセットアップします。
以下のコマンドを実行し、クラスタをセットアップします。セットアップの詳細は、“導入”を参照してください。
/opt/systemwalker/bin/mpsupclt -k Secondary -i 論理IPアドレス -h 論理ホスト名 -m マウントポイント |
-i:
Systemwalker Centric Manager用サービスで使用する論理IPアドレスを指定します。
-h:
論理IPアドレスに対するネットワークのホスト名を指定します。
-m:
共有資源用パーティションをマウントするディレクトリを指定します。
部門管理サーバのバージョンアップ情報を運用管理サーバに認識させます。
運用管理サーバと部門管理サーバのSystemwalker Centric Managerを起動します。
部門管理サーバのイベント通知先の設定で、“通知先へは必要な時だけ接続する”(必要時接続)を選択している場合は、プライマリノードおよびセカンダリノードで、以下のコマンドを実行します。
/opt/systemwalker/bin/opaconstat -a |
運用管理サーバを再起動します。
注意
監視対象プロセスのカスタマイズについて
旧版で、監視対象プロセスのカスタマイズを設定している場合、設定内容は無効になります。もう一度、プロセス監視機能のカスタマイズを実施してください。監視対象のカスタマイズについては、“デーモンのプロセスを監視する”を参照してください。