このサンプルプログラムは、被監視システムのノード“host1”に対して“dir”コマンド、または“ls”コマンドをリモートコマンドで実行し、その結果をコンソールに出力します。
サンプルプログラム
rmtrt_sample.c
作成方法
【Windows版】
CD-ROMのサンプルプログラムをSystemwalker Centric Managerのインストールされている環境の任意のディレクトリにコピーし、そこでVisual C++ 2005で開いてビルドします。
【UNIX版】
CD-ROMのサンプルプログラムを運用管理サーバのインストールされている環境の任意のディレクトリにコピーします。
環境変数LD_LIBRARY_PATHに“/opt/systemwalker/lib”を設定します。
サンプルプログラムの入っているディレクトリで“make”を実行します。
本サンプルプログラムは、リモートコマンドを実行する先のノード名が“host1”に固定されています。そのためそのまま作成しても実行できません。ソースプログラムを修正して実行環境に実在する監視対象ノードのノード名に変更してから作成してください。
実行方法
【Windows版】
コンパイル後のrmtlog_sample.exeを任意のディレクトリにコピーして、“rmtlog_sample.exe”を入力して実行します。
任意ディレクトリ\rmtrt_sample.exe
リモートコマンドで実行した“dir”コマンドの結果がコンソールに出力されて終了します。
【UNIX版】
コンパイル後のrmtlog_sampleを任意のディレクトリにコピーして、“./rmtlog_sample”を入力して実行します。
% cd 任意ディレクトリ % ./rmtrt_sample
リモートコマンドで実行した“ls”コマンドの結果がコンソールに出力されて終了します。
使用するAPI
Mp_OpenRemoteCmd(): リモートコマンドの開始要求
Mp_ExecRemoteCmd(): リモートコマンドのコマンド実行要求
Mp_RespRemoteCmd(): リモートコマンドの実行結果取り出し要求
Mp_GetRemoteCmdMap():リモートコマンドの実行結果取り出し【Windows版】
Mp_CloseRemoteCmd(): リモートコマンドの終了要求
注意事項
起動する前に、ソースプログラム中で使用しているノード名(“host1”)を実在する監視対象のノード名に修正して作成し直してください。