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Systemwalker Centric Manager API・スクリプトガイド

4.31 Mp_PopupSession2()関数

機能説明

サーバに接続しているすべてのセッションに、ポップアップメッセージを送信します。

呼び出し形式

long Mp_PopupSession2(unsigned char *AppName,unsigned char *MsgText,char *exehost)

パラメタ

AppName:

呼び出し元のアプリケーション名のアドレスを指定します。
アプリケーション名は64バイト以内で指定します。

MsgText:

ポップアップに表示するメッセージのアドレスを指定します。
メッセージは128バイト以内で指定します。

exehost:

アクションを実行するホスト名(アクション実行を選択したクライアント)のアドレスを指定します。
NULLを指定した場合は、[アクション環境設定]ウィンドウで指定したホストでアクションが実行されます。

参照

アクション管理のAPI”を参照してください。

復帰値

0以上:

正常。

負の値:

エラー。

MPACT_PARAMERR:

パラメタエラーです。

パラメタに誤りがないかを確認してください。

MPACT_NOMEMORY:

メモリ不足です。

ページファイルのサイズを拡張するか、またはメモリを増設してください。

MPACT_NOTMOVE:

アクション管理サーバが起動されていません。

サービス“Systemwalker MpAosfB”が起動されていることを確認してください。

MPACT_COMFAIL:

アクション管理サーバとの通信に失敗しました。

サービス“Systemwalker MpAosfB”、および“Systemwalker MpAosfX”が起動されていることを確認してください。

MPACT_SYSERR:

アクション管理サーバでエラーが発生しました。

イベントログ/syslogに出力されたメッセージを参照してエラーの原因を取り除いた後、Systemwalker Centric Managerを再起動してください。再現する場合は、保守情報収集ツールを使用して[イベント監視]の資料を採取した後、技術員に連絡してください。

MPACT_NOTDLL:【Windows】

アクション要求用DLLがロードできません。

アクション管理に必要なファイルf3crhxac.dll(64bit版の場合はf3crhxac_64.dll)が、以下のフォルダにあるかどうかを確認してください。

Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker\bin

ない場合は、Systemwalker Centric Managerを再インストールするか、または保守情報収集ツールを使用して[イベント監視]の資料を採取した後、技術員に連絡してください。

MPACT_EXCEPT:【Windows】

不当な領域のアドレスが指定されました。

内部論理異常が発生しています。保守情報収集ツールを使用して資料を採取した後、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書”の“保守情報の収集方法”を参照してください。

API格納場所

アクション管理のAPI”を参照してください。

注意事項

使用例

ポップアップメッセージ送信(全ユーザ)APIの使用例を以下に示します。

#include "f3crhxac.h"

unsigned char *AppName    = "ポップアップAPI" ;  // 依頼元アプリケーション名
unsigned char *text       = "システムを停止します。" ;  // 送信するメッセージテキスト
long lrc ;

lrc = Mp_PopupSession2(AppName,text,NULL) ;
if ( lrc < 0 ) {
    /* エラー処理 */
}

/* 正常終了 */