アクション管理のAPIについて説明します。アクション管理のAPI一覧を以下に示します。
関数名  | 機能概要  | 備考  | 
|---|---|---|
Mp_PlaySound2  | 音声の通知  | |
Mp_StopSound  | 音声の停止  | |
Mp_PopupUser2  | ユーザへポップアップメッセージを送信  | |
Mp_PopupDomain2  | ドメインにポップアップメッセージを送信  | |
Mp_PopupSession2  | すべてのセションにポップアップメッセージを送信  | |
Mp_SendMSMail2  | MS-mailの送信  | |
Mp_SendEMail  | E-mailの送信  | |
Mp_CallPager2  | ショートメール送信  | |
Mp_GetActionInfo2  | アクション状態の通知  | |
Mp_FreeActionInfo2  | アクション情報領域の解放  | |
Mp_PlaySound  | 音声の通知  | 【Windows版】  | 
Mp_PopupUser  | ユーザへポップアップメッセージを送信  | |
Mp_PopupDomain  | ドメインにポップアップメッセージを送信  | |
Mp_PopupSession  | すべてのセションにポップアップメッセージを送信  | |
Mp_StopAction  | アクションの停止  | |
Mp_GetActionInfo  | アクション状態の通知  | |
Mp_FreeActionInfo  | アクション情報領域の解放  | 
アクション管理API共通の実行に必要な権限/実行環境、注意事項、および必要ファイルについての説明を以下に示します。
実行に必要な権限/実行環境
運用管理サーバ/部門管理サーバ/業務サーバで実行可能です。
運用管理クライアント/クライアントでは、イベント監視を選択インストールしたとき実行可能です。
注意事項
LIBファイル、およびINCLUDEファイルは、同じバージョン、レベルで提供されたものを使用してください。
UNIXの場合、アクション管理のAPIを使用するアプリケーションを実行するときは、以下の環境変数に“/opt/systemwalker/lib”を指定してください。
Solaris、Linuxの場合
LD_LIBRARY_PATH
HP-UXの場合
SHLIB_PATH
AIXの場合
LIBPATH
64bitプラットフォームで使用時の留意事項
APIは64bitのため、利用する場合は、64bitアプリケーションを作成してください。
必要ファイル
上記アクション管理APIを使用するには、以下のファイルが必要となります。アクション管理の各APIはLIBファイルに格納し、各APIで使用する定数、および構造体はINCLUDEファイルに宣言します。
【Windowsの場合】
32bit版ライブラリ
Systemwalkerインストールディレクトリ\Mpwalker\Lib\f3crhxac.lib
Systemwalkerインストールディレクトリ\Mpwalker\Include\f3crhxac.h
64bit版ライブラリ(Windows x64版)
Systemwalkerインストールディレクトリ\Mpwalker\Lib\f3crhxac_x64.lib
Systemwalkerインストールディレクトリ\Mpwalker\Include\f3crhxac_x64.h
64bit版ライブラリ(Windows for Itanium版)
Systemwalkerインストールディレクトリ\Mpwalker\Lib\f3crhxac_64.lib
Systemwalkerインストールディレクトリ\Mpwalker\Include\f3crhxac_64.h
【UNIXの場合】
INCLUDEファイル
/opt/FJSVfwaos/include/f3crhxac.h
ライブラリ
OS  | リンクするライブラリ  | 
|---|---|
Solaris  | /opt/FJSVfwaos/lib/libf3crhxac.so  | 
Linux(x86版、Intel Itanium版、Intel64版でV13.3.0以前からの互換用)  | /opt/FJSVfwaos/lib/libf3crhxac.so  | 
Linux(Intel64版)  | /opt/FJSVfwaos/lib/libf3crhxac_x64.so  | 
AIX  | /opt/FJSVfwaos/lib/libf3crhxac.so  | 
HP-UX  | /opt/FJSVfwaos/lib/libf3crhxac.sl  | 
コンパイル環境
コンパイル環境は以下のとおりです。
【Windowsの場合】
Microsoft Visual C++ 2005
【UNIXの場合】
Solaris : Sun WorkShop 5.0以降
Linux for Itanium : 動作プラットフォームにバンドルされているコンパイラ
Linux for Itanium以外のLinux : 動作プラットフォームにバンドルされているコンパイラ