サーバとクライアントの操作に対する脅威を説明します。
サーバとクライアントの操作に対する脅威には以下があります。
脅威A:権限を悪用した情報搾取
権限を持つ管理者がDBサーバなどから、お客様情報やシステム情報を不正に入手する脅威です。
脅威に対する対策については、“Systemwalker Centric Managerでできる対策”を参照してください。
脅威B:監査ログの削除/改ざんによる証拠隠滅
監査ログのファイルを削除したり、内容を改ざんすることにより、不正操作を行った証拠を隠滅し、不正操作が見つからないようにする脅威です。
脅威に対する対策については、“Systemwalker Centric Managerでできる対策”を参照してください。
脅威C:端末覗き見による不正情報入手
画面に表示されたアプリケーションの動作や、キーボード・マウスの操作を覗き見し、不正に情報を入手する脅威です。
脅威に対する対策については、“運用ルールや環境による防御”を参照してください。
脅威D:放置端末の不正使用によるシステム悪用/不正情報入手
ログインしたまま放置された端末からシステムに侵入し、システムを悪用したり、不正に情報を入手する脅威です。
脅威に対する対策については、“運用ルールや環境による防御”を参照してください。
脅威E:ウィルス/ワームおよび不正ソフト導入による情報漏洩/システム破壊
ウィルスやワームに感染したり、または不正ソフトを導入することにより、そのウィルス、ワーム、不正ソフト経由でコンピュータ上の情報が漏洩したり、システムが破壊されたりする脅威です。
脅威に対する対策については、“一般的な機能や製品による対策”を参照してください。
脅威F:放置IDの悪用による不正侵入
管理者の変更などにより使用しなくなったIDを、第三者が不正に利用してシステムに侵入し、情報搾取やシステム破壊を起こす脅威です。
脅威に対する対策については、“運用ルールや環境による防御”を参照してください。