メッセージ変換の定義は、Event Designerで行います。
運用イメージは以下のとおりです。
定義手順
CSV出力コマンドで、ローカル定義の内容をCSVファイルに出力します。
CSVファイルの出力方法の詳細は、“メッセージ変換定義を移出する”を参照してください。
CSVファイルをEvent Designerがインストールされているサーバに複写します。
Event Designerで、メッセージ変換定義を編集します。
編集方法、および設定項目の詳細は、“メッセージ変換方法を定義する”を参照してください。
CSVファイルを、メッセージ変換定義を設定するサーバに複写します。
CSVファイルを、ローカル定義に反映します。
反映方法の詳細は、“メッセージ変換定義を移入する”を参照してください。
Event Designerで編集する定義について
Event Designerが出力するCSVファイルには、以下の4つの定義がまとめて出力されます。
メッセージ変換定義
イベントコリレーション監視の条件定義
イベントグループ定義
イベント監視の条件定義
移出コマンドや移入コマンドを使用した場合も同様に、4つの定義がまとめて出力/反映されます。どれか1つの定義だけをCSVファイルに出力したり、ローカル定義に反映することはできません。ただし、Event Designerでイベント監視の条件定義以外の定義をしない場合には、イベント監視の条件定義だけがCSVファイルに出力されます。
HP-UX、AIXの場合
HP-UXおよびAIXの業務サーバで使用する定義を作成する場合は、aoseacsv([イベント監視の条件定義]のCSV出力コマンド)を使用して定義を移出し、aoseadef([イベント監視の条件定義]のCSV反映コマンド)を使用して定義を移入してください。
Event Designerでは、イベント監視の条件定義以外は定義しないでください。定義した場合、HP-UX版およびAIX版では、定義内容は無視されます。
定義方法について
メッセージ変換の定義は、ローカル定義で設定します。ポリシー設定、ポリシー配付はできません。運用管理サーバ、部門管理サーバ、業務サーバの各サーバで定義する場合は、サーバごとに定義手順に従って定義してください。