Systemwalker Centric Managerのサービス機能は、初期値ではシステム起動時に起動するように設定されています。使用しないサービス機能は、停止(抑止)しておくことを推奨します。
各機能の抑止方法を以下に示します。抑止する機能に応じて参照してください。
Windows版の場合
各機能を停止する場合の設定手順を以下に示します。
以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerを停止します。
pcentricmgr |
以下の定義ファイルを編集します。
定義内容については、後述の表を参照してください。
Systemwalkerインストールディレクトリ\mpwalker.dm\mpcmtool\service\ini\USERCMGR.ini |
以下のコマンドを実行します。
以下のコマンドを実行すると、USERCMGR.iniファイルに記述されているRUN(起動)、またはSUP(起動抑止)を、コントロールパネルで表示されるサービスのスタートアップに反映します。
MpSetSRV |
以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerを起動します。
scentricmgr |
各機能の概要、定義ファイル、および定義内容については以下の表を参照してください。
機能 | 機能概要 | 定義ファイル/定義内容 |
---|---|---|
インテリジェントサービス | イベントアクションで起動される、同期スクリプトの制御機能 | Windows版では、インテリジェントサービス機能を停止することができません。 |
資源配付 | 資源をサーバ、クライアントに配付する機能 | [定義内容1] [定義内容2] |
性能監視 | サーバ性能の監視機能 | [定義内容] |
アプリケーション管理 | アプリケーション(プロセス、ワークユニット)の稼働、性能監視を行う機能 | [定義内容] |
UNIX版の場合
各機能を停止する場合の設定手順を以下に示します。
以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerを停止します。
/opt/systemwalker/bin/pcentricmgr |
以下の定義ファイルを編集します。
停止する行の先頭に#を付加して、コメントアウトします。
定義内容については、後述の表を参照してください。
/etc/opt/FJSVftlc/daemon/custom/rc2.ini |
以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerを起動します。
/opt/systemwalker/bin/scentricmgr |
各機能の概要、定義ファイル、および定義内容については以下の表を参照してください。
機能 | 機能概要 | 定義ファイル/定義内容 |
---|---|---|
インテリジェントサービス | イベントアクションで起動される、同期スクリプトの制御機能 | [定義内容] #DAEMON02="/opt/FJSVssc/bin/mpscsv start" |
資源配付 | 資源をサーバ、クライアントに配付する機能 |
|
性能監視 | サーバ性能の監視機能 | [定義内容] |
アプリケーション管理 | アプリケーション(プロセス、ワークユニット)の稼働、性能監視を行う機能 | [定義内容] |
(*1):SNMPエージェント起動時に、拡張エージェントが起動されるため、拡張エージェントを起動させない設定も行う必要があります。
/etc/snmp/conf/MpTrfExAgt.rsrcのシンボリックを削除します。
cd /etc/snmp/conf |
また、拡張エージェントを起動させる設定に戻す場合は、以下のスクリプトを実行します。
cd /opt/FJSVspmex/etc/rc |