適用結果は、スケジュール結果通知でも確認することができます。
スケジュール結果通知は、中継サーバまたは部門管理/業務サーバにおいて、スケジュール情報ファイルにスケジュール情報を設定することによって行います。
スケジュール情報ファイルは、テキスト形式で任意のディレクトリに任意のファイル名で作成し、パス名をDRMS編集ファイルのscheduleオプションで指定することで有効になります。
スケジュール情報の設定例
スケジュール結果通知のための、スケジュール情報ファイルのスケジュール情報の設定例を以下に示します。
記載例は紙面の都合上、1要求途中で自動的に改行表示され、複数行に渡っているものもありますが、実際の記述は1要求=1行として記述する必要があります。また、“↓”を改行記号として表示しています。
設定例1 適用が完了した時点で即時に通知する場合
資源適用が完了した時点で即時に結果を通知する場合の設定例です。
func=complete(apply),type=quick,option="sysname(123.123.123.12),rsc(rms),sts(all),retry=10"↓
設定項目の意味は次のとおりです。
func=complete(apply)
適用結果の通知
type=quick
適用が完了した時点で即時に通知
option="sysname(123.123.123.12),rsc(rms),sts(all),retry=10"
メンテナンス版数資源の資源適用状況(すべての結果)を、運用管理サーバ(IPアドレス:123.123.123.12)に通知。リトライは10分後に1回実施。
設定例2 指定時刻に周期的に通知する場合(1)
指定時刻に周期的に結果を通知する場合の設定例です。
func=complete(apply),type=time(wed / * * 12 30),option="sysname(server1),rsc(rms),sts(all),retry=30"↓
設定項目の意味は次のとおりです。
func=complete(apply)
適用結果の通知
type=time(wed / * * 12 30)
毎週水曜日12時30分に通知
option="sysname(server1),rsc(rms),sts(all),retry=30"
メンテナンス版数資源の資源適用状況(すべての結果)を、運用管理サーバ(ホスト名:server1)に通知。リトライは30分後に1回実施。
設定例3 指定時刻に周期的に通知する場合(2)
指定時刻に周期的に結果を通知する場合の設定例です。
func=complete(apply),type=time(* / * 1 18 0),option="sysname(server1),rsc(all),sts(all)"↓
設定項目の意味は次のとおりです。
func=complete(apply)
適用結果の通知
type=time(* / * 1 18 0)
毎月1日18時0分に通知
option="sysname(server1),rsc(all),sts(all)"
すべての資源の適用状況(すべての結果)を、運用管理サーバ(ホスト名:server1)に通知。リトライは行わない。
設定例4 資源配付の再起動時に通知する場合
資源配付の再起動時に結果を通知する場合の設定例です。
func=complete(apply),type=ipl,option="sysname(server01),rsc(rms),sts(all)"↓
設定項目の意味は次のとおりです。
func=complete(apply)
適用結果の通知
type=ipl
資源配付の再起動時に通知
option="sysname(server01),rsc(rms),sts(all)"
メンテナンス版数資源の資源適用状況(すべての結果)を、運用管理サーバ(ホスト名:server01)に通知。
上記設定例のほか、スケジュール情報ファイルの設定方法、設定項目および書式の詳細については、“Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル”を参照してください。