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Systemwalker Centric Manager 解説書

D.2 円滑に運用管理するための推奨値

下記の値は、円滑に運用できるための推奨値です。回線や監視台数によっては、値が異なる場合があります。

項目

内容

インストール種別

推奨値

備考

資源配付

運用管理サーバから資源を配付できる中継サーバの台数

運用管理サーバ

中継サーバ

50台
(同時接続数)

次の要因により変更

  • 配付する資源のサイズ

  • 回線の太さ

配付のタイミング、資源の分割、同時接続数などのサーバのパラメタ設定やクライアントの受信タイミングなどにより50台以上も接続可能

中継サーバから資源を配付できるクライアントの台数

中継サーバ

クライアント

100台
(同時接続数)

監視

全体監視サーバで監視できる運用管理サーバの台数

全体監視サーバ


運用管理サーバ

32台

全体監視サーバの性能と回線速度に依存

1台の運用管理サーバで監視できる部門管理サーバの台数

運用管理サーバ

部門管理サーバ

50台

運用管理サーバの性能と回線速度に依存

1台の運用管理サーバで監視できる業務サーバの台数

運用管理サーバ

業務サーバ

300台

運用管理サーバの性能と回線速度に依存

1台の運用管理サーバで監視できるノード数(運用管理サーバ+部門管理サーバで監視できるノード数も同様)

運用管理サーバ(+部門管理サーバ)→
部門管理サーバ、業務サーバ、クライアント

3000ノード

運用管理サーバの性能と回線速度に依存
(部門管理サーバを含む場合、部門管理サーバの性能にも依存)

1台の運用管理サーバで監視できるネットワーク性能の監視対象数(部門管理サーバで監視できる数も同様)

運用管理サーバ(部門管理サーバ)

業務サーバ、クライアント

300インタフェース
(監視対象ノードのインタフェースの合計)

運用管理サーバ(部門管理サーバ)の性能と回線速度に依存

パフォーマンスを保てるアプリケーションの監視数

運用管理サーバ

部門管理サーバ、業務サーバ

  • 被監視サーバ
    1ノード =約100アプリケーション

  • 監視するすべてのサーバのアプリケーション監視数を合計した数(アプリケーション総数)が、約5,000個

監視サーバが、総数5000個を超えるアプリケーションを監視したい時は、以下のように稼働状況(表示色)を0分にして、稼働状態通知を随時通知しないように設定します。そして必要な場合だけ、[Systemwalkerコンソール]から、[最新稼働状態を表示]を操作するようにすれば、パフォーマンスを下げることなく運用することができます。

  • [稼働ポリシー監視間隔]
    任意

  • [稼働状況取得間隔]
    0分

1台の運用管理サーバまたは中継サーバでログ収集できる被管理サーバ(部門管理サーバ、業務サーバ)の台数

運用管理サーバまたは中継サーバ

75台

次の環境に大きく依存します。
・運用管理サーバの性能、ディスク容量
・回線速度(ネットワーク)
・収集するログのサイズ

以下の運用の考慮により75台以上の収集が可能です。
- 収集を実施する時間(業務時間外の実施)
- 収集の段階的実施(10台ずつ単位で収集操作をずらしての実施)
- 複数回の収集の実施(1回あたりの収集ログ量を減らす)

監査ログのログ収集コマンドの同時実行数

運用管理サーバ

10多重

被管理サーバ(部門管理サーバ、業務サーバ)の台数が50台の場合は、10台ごとに時間をあけてスケジュールする必要があります。

ワイルドカード指定で収集されるファイルの最大数

運用管理サーバ
部門管理サーバ
業務サーバ

366以内

収集対象ログファイルの1回あたりの容量

運用管理サーバ→部門管理サーバ業務サーバ

60MB以下

収集対象ログファイルの、1ファイル1回あたりの転送容量になります。