【メッセージの意味】
資源配付サーバから資源配付クライアントに異常なデータヘッダ“ヘッダ種別”が返却されました。
【対処方法】
エラーメッセージに表示されたヘッダ種別を、技術員に連絡してください。
【メッセージの意味】
資源配付サーバから資源配付クライアントに異常なデータ詳細情報“詳細種別”が返却されました。
【対処方法】
エラーメッセージに表示されたデータ詳細情報を、技術員に連絡してください。
理由コードが「00」の場合
【メッセージの意味】
サーバとのTCP/IPコネクションがすでに切断されている可能性があります。
【対処方法】
サーバとのTCP/IPコネクションがすでに切断されている可能性があります。サーバに再接続してください。
理由コードが「54」の場合
【メッセージの意味】
資源配付の通信ポートが遮断された可能性があります。
【対処方法】
ウィルス対策ソフトの Fire Wall 機能により、資源配付の通信ポートが一時的に遮蔽されていたため、クライアントとサーバとのセションが切断されました。ウィルス対策ソフトの動作を確認してください。
理由コードが「00」、「54」以外の場合
【メッセージの意味】
サーバが何らかの原因で接続を解放しました。
【対処方法】
サーバ側のメッセージを確認し、サーバ側のエラー原因を解消してください。サーバ側にメッセージが出ていない場合、“理由コード”を技術員に連絡してください。
【メッセージの意味】
資源配付の制御処理で異常が発生しました。infは異常の理由コードです。
【対処方法】
“理由コード”を技術員に連絡してください。
【メッセージの意味】
サーバとの間に通信エラーが発生しています。
【対処方法】
サーバまたは回線の状態を確認してください。
【メッセージの意味】
サーバと接続されていません。
【対処方法】
サーバまたは回線の状態を確認してください。
【メッセージの意味】
相手サーバは現在話中です。
【対処方法】
しばらく待ってもう一度接続してください。
【メッセージの意味】
何らかの回線異常が発生しました。
【対処方法】
回線状態を確認してください。
【メッセージの意味】
資源配付クライアント設定で指定した接続先のノード名が、相手先のノード名として登録されていないか、間違っています。
【対処方法】
相手先のノード名が正しく設定されているか確認してください。接続先のノードとしてホスト名を指定している場合には、指定した接続先のノード名が名前解決できる必要があります。
hostsファイル内に接続先のノードの情報が設定されているかどうか
DNS、WINS運用の場合は、それぞれの名前解決サーバに接続先のノードの情報が設定されているかどうか
なお、ホスト名は大文字・小文字のレベルで一致する必要があります(ホスト名が“HOST”の場合に“host”と設定されている場合も本エラーとなります)。
【メッセージの意味】
TCP/IPサービスが動作していません。
【対処方法】
TCP/IPサービスを使用できる状態にしてください。システム起動直後の状態の場合は、TCP/IPサービスの起動をしばらく待ってから、再度実行してください。
【メッセージの意味】
以下の原因が考えられます。
TCP/IPコネクション確立中で、発行したconnect(WinSockのAPI)がタイムアウト(ETIMEDOUT)エラーになる。
クライアント側の接続先サーバのIPアドレスに誤りがあり、接続できなかった。
サーバ側のシステムがダウンしている。または、DRMSサービスが未起動である。
クライアント・サーバ間でファイアウォールでdrmsポート9231がブロックされて通信できない状況にある。
資源ダウンロード処理中に、サーバ側のデータ受信待ち中でクライアント側のセション開設タグに設定した無通信監視時間の範囲内にデータが届かなかった。
サーバ側の資源配付プロセスの処理に時間がかかっている。
ネットワークの問題でサーバ側からの応答データがクライアント側に届かない。
サーバ側とクライアント側でネットワーク環境が異なるため、データの送信スピードに違いが発生し、クライアント側で資源を受信できなかった。
サーバから送信したパケットに対して、クライアントからの受信応答(ACK)が一定時間内にサーバに復帰せず、TCP/IPレベルでの送信リトライがリトライオーバし、通信が打ち切られた。
通信経路にあるネットワーク機器に送信データが滞留し、ネットワーク機器のバッファオーバーフローが発生した。
【対処方法】
原因に対する対処を行ってください。
ネットワーク的に、DRMSポートのコネクションが確立できない原因を調査する必要があります。Pingなりで通信状態を確認してください。それでも分からない場合は、TCPパケットレベルのトレースを採取して、9231ポートの通信ができない原因を究明し、問題を解消してください。
クライアントのセットアップ画面で、無通信監視時間の設定(初期値60分)を長くして対処することができます。ただし、サーバ上でエラーが発生してサーバ側からの応答が遅くなっている場合もあるため、無通信監視時間を長くすることでエラーの検知が遅くなることも考慮して、適切な無通信監視時間を設定してください。
送信するデータ量やクライアントの多重度を考慮したネットワーク環境を設定してください。
【メッセージの意味】
接続先のノードに接続できるネットワーク環境ではありません。
【対処方法】
ネットワークの定義を正しく設定してください。
【メッセージの意味】
以下の原因が考えられます。
接続先のノードの資源配付が起動されていません。(イベントID800が出力されていません。)
資源配付クライアント設定で指定したポート番号がサーバ側でservicesファイルで指定したポート番号と異なっています。
接続先システムの資源配付が使用するポート番号(9231/tcp)に接続しようとしているアプリケーションが存在しており、かつコネクションが切断処理が行われていません。
【対処方法】
接続先のノードで資源配付のサービスが起動されているか、確認してください。
(サービスが起動処理中の場合もあります。イベントログ上に、イベントID [700]、[800]のメッセージが出力された後でダウンロードしてください。)
資源配付クライアント設定で指定したポート番号がサーバ側のservicesファイルで指定したポート番号(エントリ名:drms)と合っているかどうか、確認してください。
接続先システムの資源配付が使用するポート番号(9231/tcp)にアクセスするようなアプリケーションは使用しないでください。アプリケーションを使用する場合、サーバ側で以下のメッセージが出力される可能性があります。
[00841] クライアントへの送信処理でエラーが発生しました. システム名(xxxxx),エラーコード(ECLIENT),詳細情報1(xxxxxxxx),詳細情報2(xxxxxxxx).
【ユーザの事例】
サーバ側のネットワークの再設定でservicesファイルの内容が初期化される場合があります。servicesファイルに資源配付のエントリが設定されているか確認してください。
【メッセージの意味】
獲得できるソケットの限界を超えました。
【対処方法】
ほかに動作しているプログラムなどがソケットを使用していると考えられます。プログラムを終了してから再度実行してください。
【メッセージの意味】
通信プログラムのための領域が不足しています。
【対処方法】
資源配付クライアントの動作に必要なプログラムだけを起動してください。
ソケットの処理で異常が発生しました。詳細な原因および対処については、復帰コードに従って対処してください。
rc = 0 の場合
【メッセージの意味】
サーバから強制的に切断されています。
【対処方法】
サーバ側に出力されているメッセージの確認/対処をお願いします。
サーバ側で世代不整合エラー(844メッセージEUNMATCH)の場合に、KZBY243エラーでなく、本エラーが出る場合があります。この場合、世代不一致が原因ですので、世代不整合の対処をお願いします。
サーバ側でDRMS管理ファイルの異常(841メッセージENOENT,qjiusyssch)の場合、本エラーメッセージが出力されることがあります。この場合、DRMS管理ファイル以外のディレクトリに格納している資源のリストア作業が行われていないことが原因です。資源のリストア作業を行ってください。
rc = 10051 または 10065 の場合
【メッセージの意味】
指定した接続先システムへの経路が見つからないため、接続できませんでした。
【対処方法】
資源配付クライアント設定で指定したIPアドレスが正しいか確認してください。
また、接続先システムをホスト名で指定している場合は、hostsファイル内に正しく接続先のホスト名とIPアドレスが設定されているかどうか確認してください。なお、ホスト名は大文字・小文字のレベルで一致する必要があります(ホスト名が“HOST”の場合に、“host”と設定されている場合も本エラーとなります)。
上記以外の場合は、ネットワーク機器のルーティング設定の誤りや、ネットワーク機器が動作していないことも考えられます。
rc = 100xx の場合
【メッセージの意味】
WindowsSocketのエラーです。
【対処方法】
接続先システムに対する通信環境を確認してください。
◆発生事例
クライアントでの資源受信、適用処理中において、「KZBY228 ソケットエラー rc=10049」エラーになっていたので調査したところ、一時的なネットワーク負荷で不安定な状態になっていたためと判断された事例があります。
【メッセージの意味】
資源配付サーバがサービスを受け付けできません。
【対処方法】
資源配付サーバのレベルを確認してください。古いシステムの場合、資源配付クライアントの要求を受け付けることができません。
【メッセージの意味】
指定した資源が資源配付サーバにありません。
【対処方法】
資源配付サーバの設定環境に異常がないか、確認してください。
【メッセージの意味】
資源配付サーバがサービスを受け付けできません。
【対処方法】
資源配付サーバの環境を確認してください。
【メッセージの意味】
資源配付サーバのファイルアクセス中にI/Oエラーが発生しました。
【対処方法】
資源配付サーバのメッセージを確認して対処してください。
【メッセージの意味】
資源配付サーバが一時的に使用できません。
【対処方法】
しばらくしてから再度実行してください。
【メッセージの意味】
資源配付サーバのファイル容量が不足しています。
【対処方法】
資源配付サーバのメッセージを確認して対処してください。
【メッセージの意味】
資源配付サーバのファイルに異常が発生しています。
【対処方法】
資源配付サーバのメッセージを確認して対処してください。
【メッセージの意味】
資源配付サーバがエラーを検出した場合に出力します。rcはサーバのエラーコードです。
【対処方法】
サーバのイベントログを確認してください。
ポイント
ユーザ事例
コンピュータ名運用で、コンピュータ名が空白文字を含んでいる場合に出力することがあります。コンピュータ名に空白を含む文字列を指定しないでください。
DHCP運用への変更等により、クライアントをコンピュータ名運用に変更した時に接続先サーバ側に旧運用時の当該クライアントの情報が残存している場合に、出力されることがあります。運用変更前の当該クライアントの情報を削除してください。
接続先のサーバの場合、DRMS管理ファイルの不整合(841メッセージENOENT、qjiuscuf)が発生している可能性があります。接続先サーバのDRMS管理ファイルの不整合に関して、サーバ側のイベントログを参照して対処を行い、再度資源を配付してください。
rc = 127 の場合
【メッセージの意味】
サーバのDRMSがエラーを検出した場合に出力します。
【対処方法】
サーバのイベントログを確認してください。
ポイント
発生事例
コンピュータ名運用でコンピュータ名が空白文字を含んでいる場合に出力されることがあります。コンピュータ名に空白を含む文字列を指定しないでください。
DHCP運用への変更等により、クライアントをコンピュータ名運用に変更した時に部門管理サーバ側に旧運用時の当該クライアントの情報が残存している場合に出力されることがあります。運用変更前の当該クライアントの情報を削除してください。
接続先のサーバの場合、DRMS管理ファイルの不整合(841メッセージENOENT、qjiuscuf)が発生している可能性があります。接続先サーバのDRMS管理ファイルの不整合に関して、サーバ側のイベントログを参照して対処を行い、再度資源を配付してください。
接続先のサーバでシステムおよびSystemwalkerの再インストールを行うことにより、サーバ側で841番メッセージに空白のホスト名が設定された(841メッセージEINVAL、qjiusyst、AP_SYSNM)場合に出力されることがあります。クライアント側でコンピュータ名運用が無効になっている場合は、コンピュータ名運用を有効にしてください。
【メッセージの意味】
資源配付サーバが二重に登録を依頼されました。
【対処方法】
同じ資源グループに同時に登録しようとしています。どちらか一方から登録してください。
【メッセージの意味】
資源配付サーバに異常が発生しています。
【対処方法】
資源配付サーバのメッセージを確認して対処してください。
【メッセージの意味】
ダウンロードサービスエラーです。
【対処方法】
サーバのエラーメッセージを確認してください。
【メッセージの意味】
指定した利用者にはオンライン配付を受ける資格がありません。
【対処方法】
配付対象クライアントにオンライン配付を受ける資格を与えてください。
当該クライアントがダウンロード対象のクライアントである場合には、以下のどれかの方法で対処した後にダウンロードを行ってください。
IPアドレスを登録する
hostsファイル内に当クライアントの情報を設定する
DNS、WINS運用の場合は、それぞれの名前解決サーバに当クライアントの情報を設定する
クライアントでコンピュータ名運用を行う
資源配付クライアントのセットアップ機能で、「コンピュータ名運用」のチェックを有効にします。
ポイント
ユーザ事例
サーバと別セグメントに存在するクライアントからダウンロードを行うと、本エラーが発生。
クライアントのコンピュータ名にドメイン名と同一の名前を設定していた場合に、本エラーが発生。
動的NAT環境(IPアドレスの変更が一意とならない環境)で、本エラーが発生。
DHCP環境(IPアドレスが動的に割り当てられる環境)で、コンピュータ名運用が有効になっていない場合に、本エラーが発生。
【メッセージの意味】
“情報種別”が資源配付サーバに登録されていません。
【対処方法】
“情報種別”に従って資源配付サーバにデータを登録してください。
RSG:資源グループ
GEN:世代識別名
RSC:資源
JOB:業務
JOBC:業務構成情報
etc:その他
【メッセージの意味】
“管理情報種別”が資源配付サーバの管理情報と違います。
【対処方法】
“管理情報種別”に従って対処してください。
対処方法の詳細については、“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 資源配付機能編”の“資源配付の管理情報で不整合が発生した場合の対処”の記述を参照してください。
GEN: 世代識別名および前世代識別名が正しくありません。
DAT: データ種別が正しくありません。
etc: その他
管理方法: 設定した管理方法が正しくありません。
論理構成名: 設定した論理構成名が正しくありません。
◆ユーザ事例-1
資源配付の既存構成にクライアントを新たに1台追加した場合に“管理情報種別”が“GEN”の本メッセージが出力されることがあります。これはサーバに存在する資源が保有世代を超えたため、古い資源が削除され、この結果、最初の世代からのダウンロードが実施できないことから本メッセージが出力されます。
新たにクライアントを追加する場合は、マスタシステムまたはマスタシステムに相当するシステム(同一業務構成のクライアント)から、適用先ディレクトリ・資源配付の管理ファイル等をコピーしてください。なお、このときには、資源配付の管理ファイルに存在する以下のファイルは削除してください。
nodechk.inf
dnschk.inf
※ インベントリ情報を収集している場合は、以下のファイルも削除してください。
\pkg\hard.txt
\pkg\soft.txt
\pkg\hard.old
\pkg\soft.old
◆ユーザ事例-2
サーバに登録済の資源グループについて、クライアントから同じ資源グループ名を指定してデータ種別(バイナリ、テキストなど)が異なる資源をアップロードしようとした場合に、“管理資源種別”が“DAT”の本メッセージが出力されることがあります。これは、サーバに登録された資源グループ名については、同じ資源グループ名で異なるデータ種別で登録できない製品仕様が原因となって出力されております。
新たに資源グループをアップロードして登録する場合は、以下のどちらかを行ってください。
同じデータ種別を指定する場合は、別の資源グループ名で資源グループを作成してアップロードしてください。
サーバに登録済の資源グループのデータ種別に合わせてアップロードしてください。
◆ユーザ事例-3(発生しやすい事例)
サーバ・クライアント間で世代管理情報が不一致となっています。ダウンロードしようとしている版数の前の世代がサーバの管理ファイルからなくなっていた場合に、“管理資源種別”が、“DAT”の本メッセージが出力されます。サーバ側でDRMS管理ファイルの異常(844エラーメッセージ、EUNMATCH)で、該当する資源や世代情報が出力されます。
例として、サーバ上で設定されている保有世代オプションによって、すでに古いGEN00005世代は削除されてしまっている環境に対して、クライアントからのダウンロード時にGEN00006世代をダウンロードしようとして世代管理情報が不一致となり、ダウンロードできない場合に、クライアントで本メッセージが出力されます。
サーバ側の古い世代が削除される原因としては、DRMS編集ファイル(drms.datファイル)のother_gennumオプションの設定値が扱う世代数よりも少ないことが考えられますので、設定値を見直してください。
以下に示す2通りの対処方法があります。
該当の世代を適用済みにしてしまう方法
クライアントで、ダウンロードしようとした版数をすでに適用済み世代としてクライアント側に定義します。世代不一致が解消し、サーバから次の版数のダウンロードができます。
世代チェックをせずに資源を配付してしまう方法
サーバ側で一時的に、DRMS編集ファイル(drms.datファイル)に"gencheck=NO"を設定して、資源のダウンロードを成功させてください。
※ 注意
実際に資源配付されていない世代においては、資源配付を使用せず、手動にてクライアントへ適用させるようにしてください。
【メッセージの意味】
資源配付サーバが動作していません。
【対処方法】
資源配付サーバを動作させてください。
【メッセージの意味】
資源配付サーバに登録可能な資源グループ数を超えました。
【対処方法】
不要な資源グループを削除して再度登録してください。
【メッセージの意味】
登録済みの世代に再度登録しようとしています。
【対処方法】
設定した世代識別名が間違っていないか確認してください。
エラーコードが“ASSOC ERRCODE 0xXX”の場合
【メッセージの意味】
クライアントからサーバにコネクション確立するときに、DRMSのプロトコルデータとしてASSOCデータで、接続可否を判断します。このときに、サーバ側でASSOCデータを受信して処理中に何らかの問題があったため、サーバからクライアントへエラーを返しています。
0xXXに該当するエラーコードとして、以下のものがあります。
コード一覧
0x01 | ユーザID不当 |
0x02 | パスワード不当 |
0x03 | パスワード期限切れ |
0x04 | グループ不当 |
0x99 | 上記以外のエラー(メモリ不足、ファイルI/O失敗といった関数エラーが考えられます) |
【対処方法】
0x01~0x04の場合
クライアント側のセットアップ機能で指定したユーザID/パスワードがサーバで有効であるか再確認し、正しい値を設定してください。
0x99の場合は
一時的なエラーの可能性もありますので、リトライ操作を実施して問題が発生するか確認してください。
エラーコードが“ASSOC ERRCODE 0xXX”以外の場合
【メッセージの意味】
サーバからエラーが通知されました。rcはエラーの理由コードです。
【対処方法】
技術員にエラーコードを連絡してください。