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Systemwalker Centric Manager メッセージ説明書

2.62 MpNmnodeで始まるメッセージ


[UNIX]MpNmnode: ERROR: 113: The system error occurred [%1:%2:%3]
[Windows]MpNmnode: エラー: 113: システムエラーが発生しました。(詳細コード = %1, %2, %3)

【メッセージの意味】

続行不可能なエラーが発生したため、異常終了しました。

【パラメタの意味】

%1: エラーコード

%2: 原因コード

%3: 詳細コード

【対処方法】

Systemwalker Centric Managerを再起動してください。それでもメッセージが出力される場合は、運用管理サーバで、保守情報収集ツールを使用し、[ネットワーク管理]の資料を採取して、技術員に連絡してください。

Systemwalker Centric Managerの再起動方法および保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”および“保守情報の収集方法”を参照してください。

[UNIX]MpNmnode: ERROR: 115: The system error occurred. (Detail code = %1, %2, %3)
[Windows]MpNmnode: エラー: 115: システムエラーが発生しました。(詳細コード = %1,%2,%3)

【メッセージの意味】

続行不可能なエラーが発生したため、異常終了しました。

【パラメタの意味】

%1: エラーコード

%2: 詳細コード

%3: エラー内容

【対処方法】

保守情報収集ツールを使用し、[ネットワーク管理]の資料を採取して、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。

[UNIX]MpNmnode: ERROR: 123: Failed in the acquisition of the memory.
[Windows]MpNmnode: エラー: 123: メモリの取得に失敗しました。

【メッセージの意味】

メモリの取得に失敗したため、異常終了しました。

【対処方法】

Systemwalker Centric Managerを再起動してください。それもでメッセージが出力される場合は、保守情報収集ツールを使用し、[ネットワーク管理]の資料を採取して、技術員に連絡してください。

Systemwalker Centric Managerの再起動方法および保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”および“保守情報の収集方法”を参照してください。

[UNIX]MpNmnode: ERROR: 129: MPCM-library error occurred. [%1]
[Windows]MpNmnode: エラー: 129: MPCMライブラリでエラーが発生しました。[%1]

【メッセージの意味】

構成管理ライブラリで異常が発生したため、異常終了しました。

【パラメタの意味】

%1: エラー内容

【対処方法】

Systemwalker Centric Managerを再起動してください。Systemwalker Centric Managerの再起動方法については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”を参照してください。

Systemwalker Centric Managerを再起動した後にも現象が多発するようであれば、ノード構成情報が壊れている可能性があります。運用管理サーバで、以下のmpdrpspm(構成情報配付コマンド)を実行してください。

  • Windows版の場合

    Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.dm\MpNetmgr\bin\mpdrpspm.exe -a
  • UNIX版の場合

    /opt/systemwalker/bin/mpdrpspa.sh all

mpdrpspm(構成情報配付コマンド)を実行し、エラーがなければ問題はありません。

上記対処を行った後でも現象が改善されない場合は、保守情報収集ツールを使用し、[ネットワーク管理]の資料を採取して、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。

[UNIX]MpNmnode: ERROR: 131: The MPCM cannot operate.
[Windows]MpNmnode: エラー: 131: MPCMの操作に失敗しました。

【メッセージの意味】

構成管理サービスが未起動のため、構成管理ライブラリの操作に失敗し異常終了しました。

【対処方法】

Systemwalker Centric Managerを再起動してください。それもでメッセージが出力される場合は、メッセージ通知が行われているサーバで、保守情報収集ツールを使用し、[ネットワーク管理]の資料を採取して、技術員に連絡してください。

Systemwalker Centric Managerの再起動方法および保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”および“保守情報の収集方法”を参照してください。

[UNIX]MpNmnode: ERROR: 133: The system error occurred. (Detail Code = initialize, %1)
[Windows]MpNmnode: エラー: 133: 内部エラーが発生しました。(詳細コード = 初期化, %1)

【メッセージの意味】

続行不可能なエラーが発生したため、異常終了しました。

【パラメタの意味】

%1: エラーコード

【対処方法】

保守情報収集ツールを使用し、[ネットワーク管理]の資料を採取して、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の各手順”の“保守情報の収集方法”を参照してください。

[UNIX]MpNmnode: WARNING: 149: Policy of invalid configuration information existed. Please execute policy distribution.[%1]
[Windows]MpNmnode: 警告: 149: 構成情報が存在しないポリシーがあります。ポリシー配付を実行してください。[%1]

【メッセージの意味】

ポリシー設定と構成情報に不整合があるため、ネットワーク管理の監視を行うことができません。

【パラメタの意味】

%1: 詳細コード

【対処方法】

運用管理サーバで以下のコマンドを実行し、ノード構成情報の再配付、ネットワーク管理のポリシー再適用を実行してください。

  • Windows版の場合

    Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.dm\MpNetmgr\bin\mpdrpspm.exe -a
    Systemwalkerインストールディレクトリ\MpWalker.dm\MpNetmgr\bin\mpnmpref.bat
  • UNIX版の場合

    /opt/systemwalker/bin/mpdrpspa.sh all
    /opt/systemwalker/bin/mpnmpref

上記対処を行った後でも現象が改善されない場合は、保守情報収集ツールを使用し、[ネットワーク管理]の資料を採取して、技術員に連絡してください。保守情報収集ツールの使用方法については、“対処方法の手順”の“守情の収集方法”を参照してください。

[UNIX]MpNmnode: WARNING: 153: Some Execution Time of Network Management was skipped. (detail: %1,%2,%3)
[Windows]MpNmnode: 警告: 153: ネットワーク管理の監視において、いくつかの動作時刻をスキップしました。(詳細情報:%1,%2,%3)

【メッセージの意味】

ネットワーク管理の監視ポリシーを設定する際に動作時刻に時刻を設定しましたが、前の時刻の監視処理が完了しなかったため、設定されている動作時刻をスキップしました。

【パラメタの意味】

%1: 監視対象

ネットワーク管理の監視対象です。

ノードの場合 : ノード[hostname]

セグメントの場合 : セグメント[xxx.xxx.xxx.xxx]

部門の場合 : 部門[DNxxxxxxxxxxxx_604_yyyy]

%2: ポリシー名

ネットワーク管理のポリシー名(ノード検出、稼働状態の監視、MIB監視)です。

%3: スキップされた時間帯

ネットワーク管理の監視でスキップされた時間帯です。

例:

監視が0:00にスタートして0:03に終了し、0:00-0:03の時刻がスキップした場合の表示は以下のようになります。

00:00-00:03

【対処方法】

動作時刻に指定した時刻の設定を見直してください。

[UNIX]MpNmnode: WARNING: 155: The error in communication with MpNmex occurred. [%1]
[Windows]MpNmnode: 警告: 155: MpNmexとの通信ができません。[%1]

【メッセージの意味】

運用管理サーバ上で動作する内部プロセス(MpNmex)との通信ができないため、監視結果を構成管理データベースに反映できません。

【パラメタの意味】

%1: 通信不可のIPアドレス

【対処方法】

  • Systemwalker Centric Manager起動時に発生した場合

    mpnmns(稼働状態の監視サービス/デーモン制御コマンド)を使用して監視デーモンを再起動してください。

    mpnmnd(ノード検出サービス/デーモン制御コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。

  • “%1”が運用管理サーバの場合

    • 運用管理サーバのIPアドレスを正しく設定してください。運用管理サーバがクラスタ環境の場合は、論理IPアドレスを設定してください。

    • ノードの初期化を行い、ポリシーを配付してください。

  • “%1”が運用管理サーバ以外の場合

    • メッセージ発生元が運用管理サーバの場合

      構成情報に誤りがあります。mpdrpspa.sh(構成情報配付コマンド)を実行してください。

    • メッセージ発生元が部門管理サーバの場合

      システム監視設定の通信環境定義において、メッセージ送信先に運用管理サーバのホスト名、または、IPアドレスを正しく設定してください。運用上の都合から、運用管理サーバ以外を指定されている場合は、特に問題がありません。

  • UNIX版でポリシーの同期を行った場合

    mppolcopy(ポリシー同期コマンド)実行時に本メッセージが出力されることがありますが運用への影響はありません。

[UNIX]MpNmnode: ERROR: 157: No longer able to communicate with monitored node. (Detail code = %1, %2)
[Windows]MpNmnode: エラー: 157: 監視ノードとの通信ができなくなりました(詳細コード = %1, %2

【メッセージの意味】

ソケットがリセット(OSがソケットを初期化したためにセッションが切断された状態)されたため、ノードとの通信ができなくなりました。

【パラメタの意味】

%1: エラーコード

%2: エラー内容

【対処方法】

ネットワークの接続状態を復旧した後に、Systemwalker Centric Managerを再起動してください。Systemwalker Centric Managerの再起動方法については、“対処方法の各手順”の“Systemwalker Centric Managerの起動/停止”を参照してください。

Windows版は以下の場合にメッセージが出力されます。

  • Windows NT(R)の場合

    ネットワークのTCP/IPの設定で、デフォルトゲートウェイを運用中に 変更した場合

  • Windows NT(R)以外の場合

    対象のWindows OS:

    • Windows(R) 2000

    • Windows Server 2003 STD/Windows Server 2003 DTC/Windows Server 2003 EE

    • Windows Server 2008 STD/Windows Server 2008 DTC/Windows Server 2008 EE/Windows Server 2008 for Itanium-Based Systems/Windows Server 2008 Foundation/Windows Server 2008 R2

    条件:

    • ネットワークのTCP/IPの設定で、デフォルトゲートウェイを運用中に変更した場合

    • LANケーブルを切断した場合

      サーバ側、HUB側のどちらのLANケーブルを外しても発生します。

    • 接続しているHUBの電源が落ちた場合

[UNIX]MpNmnode: WARNING: 163: Failed to send data to Operation Management Server. [%1,%2]
%1:
サーバのIPアドレス
%2: 詳細コード
[Windows]MpNmnode: 警告: 163: 運用管理サーバへのデータ送信に失敗しました。[%1,%2]

【メッセージの意味】

運用管理サーバ上で動作する内部プロセス(MpNmex)に対して監視結果の送信に失敗したため、一部の監視結果が反映されませんでした。

なお、詳細コードが1の場合は、運用管理サーバ側で接続が強制的に切断されたことを示します。運用管理サーバがWindowsである場合、システムでSYN攻撃に対する保護を強化していることに起因する可能性があります。

【パラメタの意味】

%1: サーバのIPアドレス

%2: 詳細コード

【対処方法】

mpnmns(稼働状態の監視サービス/デーモン制御コマンド)を使用して監視デーモンを再起動してください。

mpnmns(稼働状態の監視サービス/デーモン制御コマンド)の詳細については、"Systemwalker Centric Manager リファレンスマニュアル"を参照してください。

なお、詳細コードが1の場合、かつ、運用管理サーバがWindowsである場合は、システムの設定を変更し、SYN攻撃に対して一般的な保護を行うことで現象を回避できる場合があります。以下のレジストリ値を設定し対処してください。SYN攻撃に対して一般的な保護を行う設定をした場合は、SYN攻撃を受けやすくなりますので運用管理サーバのセキュリティ運用について十分注意してください。

  • レジストリ値

    値の名前 : SynAttackProtect
    キー     : HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters
    データ型 : REG_DWORD
  • 対処

    値を0に設定した後、システムを再起動してください。