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Interstage Shunsaku Data Manager 導入・運用ガイド

D.4.3 sorterのメモリ使用量

sorterのメモリ使用量の見積り式について説明します。

32ビット用Shunsaku利用時のsorterのメモリ使用量


共用メモリ

共用メモリの見積り式について以下に示します。

定義単位

変動要因

サイズ(バイト)

コマンド情報格納領域

固定

1,000,000


ローカルメモリ

ローカルメモリの見積り式について以下に示します。

定義単位

変動要因

サイズ(バイト)

固定

なし

5,000,000

依頼ごとスレッド

  • SC:ソートまたは集計依頼の同時受付最大件数(注)

  • FR:平均リターン式サイズ

  • FS:平均ソート式サイズ

(1,000,000 + FR + FS) × SC

ソート計算用メモリ

  • SC:ソートまたは集計依頼の同時受付最大件数(注)

30,000,000 × SC

返信データ記憶用メモリ

  • OAz:返信データの平均サイズ

  • SC:ソートまたは集計依頼の同時受付最大件数(注)

OAz × 1,000 × SC

注) sorter用動作環境ファイルのMultiMaxで定義します。


見積り例

ローカルメモリの見積り例を以下に示します。


変動要因が以下の条件の場合

  • ソートまたは集計依頼の同時受付最大件数:20(件)

  • 平均リターン式サイズ:1,024(バイト)

  • 平均ソート式サイズ:1,024(バイト)

  • 返信データの平均サイズ:4,000(バイト)


依頼ごとスレッド

(1,000,000 + 1,024 + 1,024) × 20 = 20,040,960バイト(約21MB)

ソート計算用メモリ

30,000,000 × 20 = 600,000,000バイト(約600MB)

返信データ記憶用メモリ

4,000 × 1,000 × 20 = 80,000,000バイト(約80MB)

64ビット用Shunsaku利用時のsorterのメモリ使用量

共用メモリ

共用メモリの見積り式について以下に示します。

定義単位

変動要因

サイズ(バイト)

コマンド情報格納領域

固定

1,000,000


ローカルメモリ

ローカルメモリの見積り式について以下に示します。

定義単位

変動要因

サイズ(バイト)

固定

なし

5,000,000

依頼ごとスレッド

  • SC:ソートまたは集計依頼の同時受付最大件数(注)

  • FR:平均リターン式サイズ

  • FS:平均ソート式サイズ

(1,000,000 + FR + FS) × SC

ソート計算用メモリ

  • SC:ソートまたは集計依頼の同時受付最大件数(注)

60,000,000 × SC

返信データ記憶用メモリ

  • OAz:返信データの平均サイズ

  • SC:ソートまたは集計依頼の同時受付最大件数(注)

OAz × 1,000 × SC

注) sorter用動作環境ファイルのMultiMaxで定義します。


見積り例

ローカルメモリの見積り例を以下に示します。


変動要因が以下の条件の場合

  • ソートまたは集計依頼の同時受付最大件数:20(件)

  • 平均リターン式サイズ:1,024(バイト)

  • 平均ソート式サイズ:1,024(バイト)

  • 返信データの平均サイズ:4,000(バイト)


依頼ごとスレッド

(1,000,000 + 1,024 + 1,024) × 20 = 20,040,960バイト(約21MB)

ソート計算用メモリ

60,000,000 × 20 = 1,200,000,000バイト(約1,200MB)

返信データ記憶用メモリ

4,000 × 1,000 × 20 = 80,000,000バイト(約80MB)