Linkexpress 導入ガイド |
目次
索引
![]() ![]() |
運用中の自サーバ名を変更する場合の手順、変更が必要な項目、および留意事項を説明します。
作業中のトラブルに備えて、変更前の環境のバックアップを取得します。バックアップ対象となるディレクトリは留意事項を参照してください。
自サーバ名を変更するサーバに業務定義を登録している場合、自サーバ名を変更する前に業務定義のバックアップを取得してください。業務定義のバックアップは、Linkexpressクライアント、またはlxgetwrkコマンドでファイルに保存することができます。
業務定義のバックアップを取得した後、登録されている業務定義はすべて削除します。
業務定義を利用していない場合はこの手順は不用です。
Linkexpressサーバを停止します。
変更が必要な項目に従って、環境定義を変更します。
LinkexpressサーバをCOLDモードで起動します。
業務定義を再登録します。
業務定義を利用していない場合はこの手順は不用です。
サーバ名を変更する場合に変更が必要となる定義を次に説明します。
自サーバ名を新しいサーバ名に変更します。
Linkexpress V5.0L10相当以降の簡易導入機能を利用している場合は、hostsの自サーバ名のエントリを省略することができます。自サーバ名のエントリを省略している場合、変更はありません。
SERVER-NAMEキーワードの自サーバ名を、新しい自サーバ名に変更します。
Linkexpress V5.0L10相当以降の簡易導入機能を利用している場合、クラスタ運用、またはLAN二重化の運用を除いて、SERVER-NAMEキーワードに自サーバ名を設定しないため、動作環境定義は変更しません。
comdef定義命令のnodeオペランド、またはpath定義命令のown_nodeオペランドに自サーバ名を指定している場合、新しい自サーバ名に変更します。その後、ネットワーク定義をゼネレーション(lxgentrnコマンド)します。
Linkexpress V5.0L10相当以降の簡易導入機能を利用している場合、ネットワーク定義の変更はありません。
サーバグループ定義を登録している場合は、変更対象となるサーバ名を新しいサーバ名に変更し、サーバグループ定義を再登録します。また、サーバグループ内の全てのサーバでhosts、ネットワーク定義、およびサーバグループ定義の変更対象となるサーバ名を、新しいサーバ名に変更してください。
サーバグループ定義を登録していない場合、変更はありません。
Linkexpress V5.0L10相当以降の簡易導入機能を利用している場合、サーバグループ定義は使用しないためサーバグループ定義の変更はありません。
自システムに業務定義を登録している場合、業務定義のシステム名(lxdwork定義命令のsystemオペランド)を新しいサーバ名に変更します。変更した業務定義は、業務定義を登録・反映します。
また、連携するサーバに、自サーバ名を変更しようとしているサーバとファイル転送や相手側ジョブ起動を行なう業務定義が登録されている場合は、連携するサーバ側の業務定義も相手システム名を変更してください。
バックアップ対象となるディレクトリを、次に説明します。
[PCサーバ]
[UNIXサーバ(Solaris)]
[UNIXサーバ(Linux,AIX)]
[UNIXサーバ(HP-UX)]
サーバ名を変更する前の古いサーバ名で登録された業務定義が残った状態で、動作環境定義の自サーバ名を変更するとLinkexpressサーバの起動ができなくなります。この場合は、動作環境定義の自サーバ名を古いサーバ名に戻してLinkexpressサーバを起動し、古いサーバ名の業務定義をすべて削除してください。
目次
索引
![]() ![]() |