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Symfoware Server V10.0.0 コマンドリファレンス

1.6 コマンドのキャンセル

データベースの規模や扱うデータ量により、処理に時間を要するコマンドをキャンセルすることが可能です。
またSymfoware/RDBの性能情報や運用情報を出力するコマンドについてもキャンセルすることが可能です。
以下のコマンドをキャンセルすると、対象の資源に対してアクセス禁止状態が設定される場合があります。その場合、コンソールおよびRDBREPORTで指定したメッセージログファイルに、メッセージ“qdg03400u”または“qdg13217u”が出力されます。

アクセス禁止状態が設定された場合、必要に応じてリカバリしてください。

rdbunlコマンド、rdbunlxコマンドおよびrdbunlsqlコマンドでは、コマンドをキャンセルした場合に、出力ファイルが削除されずに残ることがあります。再実行する場合は、出力ファイルを削除してください。

キャンセル可能なコマンドおよびキャンセル方法を以下に示します。

データベースの運用操作

コマンド

機能概要

キャンセル方法

2.27 rdbgcdsi

指定されたDSIの再編成

SIGKILLシグナルを送信

データベースの定義・創成

コマンド

機能概要

キャンセル方法

2.25 rdbfmt

DSIの初期化

SIGKILLシグナルを送信

2.55 rdbsaloader

データの追加処理

SIGKILLシグナルを送信

2.59 rdbsloader

データベースロード処理

SIGKILLシグナルを送信

2.63 rdbsuloader

DSIの一括更新

SIGKILLシグナルを送信

2.69 rdbunl

データベースのアンロード処理

SIGKILLまたはSIGINTシグナルを送信

2.72 rdbunlx

XMLデータの検索結果のファイルへの出力

SIGKILLまたはSIGINTシグナルを送信

2.71 rdbunlsql

SQL文による検索結果のファイルへの出力

SIGKILLまたはSIGINTシグナルを送信

2.74 rdbupt

データベースの一括更新

SIGKILLまたはSIGINTシグナルを送信

RDBディクショナリとRDBディレクトリファイルの運用操作

コマンド

機能概要

キャンセル方法

2.26 rdbgcdic

RDBディクショナリの再編成

SIGKILLシグナルを送信

データベースの運用におけるチューニング

コマンド

機能概要

キャンセル方法

2.73 rdbups

最適化情報の設定と出力

SIGKILLまたはSIGINTシグナルを送信

Symfoware/RDBの性能情報

コマンド

機能概要

キャンセル方法

2.56 rdbsar

性能情報の表示

SIGKILLまたはSIGINTシグナルを送信

2.32 rdblkinf

資源の占有情報の出力

SIGKILLまたはSIGINTシグナルを送信

パフォーマンスモニタ

コマンド

機能概要

キャンセル方法

2.39 rdbpmreport

システムの性能情報の表示

SIGKILLまたはSIGINTシグナルを送信

2.41 rdbpmsqllist

処理時間の長いSQL文、アクセスプランの表示

SIGKILLまたはSIGINTシグナルを送信

Symfoware/RDBの運用情報

コマンド

機能概要

キャンセル方法

2.68 rdbudsi

DSIに割り当てられた領域の使用状況の出力

SIGKILLまたはSIGINTシグナルを送信

2.43 rdbprdic

RDBディクショナリの領域の使用状況の出力

SIGKILLまたはSIGINTシグナルを送信