Symfoware Serverは、以下に示すようなメモリを構成しています。
Symfoware Serverが、プロセス外との情報交換のために使用する共用メモリです。
RDB構成パラメタファイルで指定します。
Symfoware Serverが、1つのプロセスのみで使用するメモリ領域です。
共用バッファは、複数のアプリケーションでデータを共用するためのバッファです。アプリケーション間で共通してアクセスするデータの入出力回数を減少させることができます。
RDB構成パラメタファイルで指定する方法とRDBコマンドにより指定する方法があります。
処理時間を向上させるために、RDBディクショナリをメモリに常駐させる場合に、使用するメモリ領域です。
フォールバック運用と組み合わせることにより、RDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルに障害が発生した場合、情報をメモリからリカバリできるため、リカバリ時間が短縮します。
フォールバック運用についての詳細は、“5.3.1 データベースの運用”を参照してください。
RDB構成パラメタファイルで指定する方法とRDBコマンドにより指定する方法があります。
RDBディクショナリのメモリ常駐についての詳細は、“5.1.2 アクセス性能の保証”を参照してください。
特定DSIへのアクセス性能を向上させるために、DSIをメモリに常駐させる場合に、使用するメモリ領域です。
RDBコマンドにより指定します。
DSIのメモリ常駐についての詳細は、“5.1.2 アクセス性能の保証”を参照してください。
ログバッファ
テンポラリログファイルの構成ファイルであるAIログ域、BIログ域を書き出すためのバッファです。
RDB構成パラメタファイルで指定します。
ソート・ワーク域
ソート作業、作業用テーブルの領域です。
その他
その他にもアプリケーションで使用するメモリやデータベースアクセスの際に使用するメモリが必要です。