Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - V12L11 - Windows版/Windows for Itanium版 -
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第3部 使用手引> 第7章 コンソール

7.5 各機能のダイレクト呼び出し

ここでは、モニタ表示やドリルダウン表示をダイレクトで呼び出す方法について説明します。

通常のコンソール起動では、ブラウザのメニューバーやアドレスバーを表示させないために、別ウィンドウでコンソールを起動し、最初に呼び出されたウィンドウはクローズします。

しかし、最初に起動されたウィンドウをクローズする場合、ブラウザの仕様で、以下のようなダイアログが表示される場合があります。

以降で説明する各機能のダイレクト呼び出しでは、これを避けるため、呼び出されたウィンドウをそのまま使用します。

そのため、ブラウザの標準のツールバーが表示されます。

7.5.1 モニタ呼び出し方法

モニタ画面をダイレクトで呼び出すには、console.htmlの後に、以下に示すパラメタを追加で指定します。

console.html?function=monitor[&target_type=TARGET_TYPE&target_name=TARGET_NAME

[&monitor_name=MONITOR_NAME]]

各パラメタの意味は以下の通りです。

パラメタ

意味

function

呼び出す機能を指定します。

モニタを呼び出す場合 "monitor" 固定です。

target_type

表示対象の種類および名前(表示名)を指定します。

当パラメタは二つをセットで指定します。

指定可能な種類は以下のいずれかになります。

  • "SystemGroup"
  • "ProxyManager"
  • "Agent"

target_nameには、一部の記号文字(例.#?+\$" など)は、直接URLには指定できません。指定を行いたい場合は、URLエンコードを行って指定してください。

target_name

monitor_name

モニタツリーに表示されているモニタ名を指定します。

指定可能なモニタ名については、「7.3.4 モニタの種類」を参照してください。

各パラメタは、その指定の度合いにより、呼び出す内容が異なります。

以下に、各パラメタの組み合わせを示します。

呼び出し内容

function

target_type

target_name

monitor_name

モニタ表示

 

 

モニタ対象

 

モニタコンテンツ

■モニタ表示呼び出し例

「function」パラメタのみ指定すると、モニタ表示機能が選択された状態でコンソールが起動します。

【呼び出しURL例】

http://client_host/SSQC/console.html?function=monitor

【起動する画面例】

■モニタ対象呼び出し例

「function」および「target_type/target_name」パラメタを指定すると、モニタツリーで対象が選択された状態でコンソールが起動します。

起動された後は、ツリーから各種モニタを選択するだけで、モニタコンテンツを表示可能です。

【呼び出しURL例】

http://client_host/SSQC/console.html?function=monitor&target_type=Agent&target_name=italy

【起動する画面例】

■モニタコンテンツ呼び出し例

「function」、「target_type/target_name」および「monitor_name」パラメタの全てを指定すると、モニタコンテンツが直接表示されます。

【呼び出しURL例】

http://client_host/SSQC/console.html?function=monitor&target_type=Agent&target_name=italy&monitor_name=ServerMonitor

【起動する画面例】

7.5.2 ドリルダウン呼び出し方法 

ドリルダウン画面をダイレクトで呼び出すには、console.htmlの後に、以下に示すパラメタを追加で指定します

console.html?function=drilldown[&target_type=TARGET_TYPE&target_name=TARGET_NAME]

各パラメタの意味は以下の通りです。

パラメタ名

意味

function

呼び出す機能を指定します。

ドリルダウンを呼び出す場合 "drilldown" 固定です。

target_type

表示対象の種類および名前(表示名)を指定します。

当パラメタは二つをセットで指定します。

指定可能な種類は以下のいずれかになります。

  • "SystemGroup"
  • "ProxyManager"
  • "Agent"

target_nameには、一部の記号文字(例.#?+\$" など)は、直接URLには指定できません。指定を行いたい場合は、URLエンコードを行って指定してください。

target_name

各パラメタは、その指定の度合いにより、呼び出す内容が異なります。

以下に、各パラメタの組み合わせを示します。

呼び出し内容

function

target_type

target_name

ドリルダウン表示

 

ドリルダウン対象

■ドリルダウン表示呼び出し例

「function」パラメタのみ指定すると、ドリルダウン表示機能が選択された状態でコンソールが起動します。

【呼び出しURL例】

http://client_host/SSQC/console.html?function=drilldown

【起動する画面例】

■ドリルダウン対象呼び出し例

「function」および「target_type/target_name」パラメタを指定すると、ドリルダウンツリーで対象が選択された状態でコンソールが起動します。

起動された後は、詳細な項目を選択するだけで、ドリルダウンコンテンツを表示可能です。

【呼び出しURL例】

http://client_host/SSQC/console.html?function=drilldown&target_type=Agent&target_name=italy

【起動する画面例】


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