Systemwalker Service Quality Coordinator ユーザーズガイド - Microsoft(R) Windows(R) 2000/Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003/Solaris(TM) オペレーティングシステム/Linux - V12L11 - Windows版/Windows for Itanium版 -
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第1部 概要> 第3章 インストール条件と資源見積もり

3.1 Manager

Managerのインストール条件を以下に説明します。

3.1.1 ハードウェア環境 

(Linux版)

項目

内容

備考

CPU

インテル(R) Pentium 3 相当以上

 

ディスク空き容量

50MB +

データベース所要量

データベース容量の見積り式については、下記を参照してください。

ファイルシステムはNTFSのみをサポートします。

メモリ空き容量

30MB以上

 

(Linux for Itanium版)

項目

内容

備考

CPU

インテル(R) Itanium(R) 2 プロセッサ相当以上

 

ディスク空き容量

50MB +

データベース所要量

データベース容量の見積り式については、下記を参照してください。

ファイルシステムはNTFSのみをサポートします。

メモリ空き容量

30MB以上

 

項目

内容

備考

CPU

UltraSPARC-II以上

400MHz以上を推奨。

ディスク空き容量

50MB +

データベース所要量

データベース容量の見積り式については、下記を参照してください。

メモリ空き容量

30MB以上

 

Managerのディスク性能は、モニタ、ドリルダウン、レポートなどの各種表示機能の表示性能に影響を及ぼします。

同一マシンにSystemwalker Centric Managerと本製品のManagerが同居する場合などは、個別のディスクパーティションを用意するなど、ディスク性能に配慮した環境を用意することをお勧めします。

3.1.1.1 性能データベー容量の見積もり方法について 

Manager上では、性能データベースのための容量が必要になります。

性能データベースの容量は、管理対象となるリソースのインスタンス数やAgent/Proxy Manager数に応じた容量が必要になります。

容量の見積もりは、

まず、管理対象となるAgent/Proxy Managerそれぞれがどのくらいのデータを収集するかを算出します。

次に、すべてのAgent/Proxy Managerについて算出した結果を合算します。その結果がManager上で必要なデータベース容量になります。

ここでは、1つのAgent/Proxy Managerが収集するデータ量の算出方法について説明しています。算出は、そのAgent/Proxy Managerが管理するリソースのインスタンスごとに行います。下表に示したインスタンス数にそれぞれの係数を乗じたものを合計してください。

たとえば、Symfoware Serverが導入されているサーバについて見積もる時は、管理対象となるOS(Windows)とSymfoware Serverの欄に記載されているリソースのインスタンスについて計算したものを合計してください。

Windowsのプロセス数、Solaris/Linuxのプロセス数と物理ディスク(パーティション)数については、動きがないリソースについては、収集対象になりませんので、見積もり上は除外して計算してください。除外する条件についての詳細は、「23.2 ドリルダウン/レポート情報」を参照してください。

管理対象

インスタンス

係数 ( Mbyte )

エンドユーザレスポンス管理

Browser Agent数×監視URL数

14.2844

サービス稼働管理

稼働監視対象数

4.9751

Webトランザクション量管理

サービス数

3.2903

分析対象URL数

トランザクションログ定義ファイルで指定される(各Service文で指定された)Inclusion文総数

3.1031

OS(Windows)

1

11.8222

CPU数

6.2062

論理ドライブ数

6.2062

物理ドライブ数

3.1031

プロセス数

3.1031

ネットワークインタフェース数

3.1031

ページファイル数

6.2062

OS(Solaris)

1

39.7501

CPU数

6.2062

論理ディスク数(マウント数)

3.1031

物理ディスク(パーティション)

3.1031

プロセス数

3.1031

ネットワークインタフェース数

3.1031

OS(Linux)

1

39.7501

CPU数

6.2062

論理ディスク数(マウント数)

3.1031

物理ディスク(パーティション)

3.1031

プロセス数

3.1031

ネットワークインタフェース数

3.1031

Interstage Application Server(EJBアプリケーション)

アプリケーション数×メソッド数×プロセス数×スレッド数

4.9751

Interstage Application Server(CORBAアプリケーション)

アプリケーション数×オペレーション数×プロセス数×スレッド数

4.9751

Interstage Application Server(トランザクションアプリケーション)

アプリケーション数×オペレーション数×プロセス数

4.9751

Interstage Application Server(IJServer)

ワークユニット数

1.872

ワークユニット数×JVM数

3.1031

ワークユニット数×JTARESOURCE数×プロセス数

3.1031

ワークユニット数×DATASOURCE数

3.1031

Interstage Application Server(トランザクション内訳分析)

ワークユニット数×Servletコンテナ数×(トランザクション実行回数/100)

1.3104

ワークユニット数×Webアプリケーション数×(トランザクション実行回数/100)

1.3104

ワークユニット数×EJBコンテナ実行回数×(トランザクション実行回数/100)

1.3104

ワークユニット数×EJBアプリケーション実行回数×(トランザクション実行回数/100)

1.3104

Symfoware Server

RDBシステム数

3.1031

RDBシステム数×バッファプール数

4.9751

RDBシステム数×DBスペース数

3.1031

RDBシステム数×接続プロセス数

8.0782

Oracle Database Server

インスタンス(SID)数

22.3626

インスタンス(SID数)×テープルスペース数

3.1031

インスタンス(SID数)×ロールバックセグメント数

3.1031

インスタンス(SID数)×ディクショナリキャシュ数

3.1031

Systemwalker Centric Manager(Traffic)

ネットワークインタフェース数

9.2288

1時間単位のデータを毎時間継続的にPDBに格納した場合の値です。

Systemwalker Operation Manager

サブシステム数 + 全サブシステムのプロジェクト数 + 全サブシステムのキュー数

定義ファイル jla.ini より解析対象のサブシステム、プロジェクト、キューを制限した場合は、制限された分となります。

12.4124

Systemwalker Network Manager

ノード数 + インタフェースホスト数

13.790

1時間単位のデータを毎時間継続的にPDBに格納した場合の値です。

Systemwalker Resource Coordinator(Network)

ネットワークインタフェース数

6.8471

Systemwalker Resource Coordinator(Storage)

RAIDGroup数

6.8471

CM数

3.1031

LUN数

3.1031

Disk数

3.1031

SwitchのPORT数

3.1031

Workload Organizer

資源モジュール数

3.1031

3.1.2 ソフトウェア環境 

項目

内容

備考

動作OS

  • Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server
  • Microsoft(R) Windows(R) 2000 Advanced Server
  • Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 Enterprise Edition
  • Microsoft(R) Windows Server(TM) 2003 Standard Edition

 

項目

内容

備考

動作OS

  • 日本語Solaris 7
  • 日本語Solaris 8
  • 日本語Solaris 9
  • 日本語Solaris 10

Solaris 10のNon-global Zoneが存在する環境にはインストールできません。

Global Zoneだけが存在する環境にしてください。

(Linux版)

項目

内容

備考

動作OS

  • Red Hat Enterprise Linux AS (v.3 for x86)
  • Red Hat Enterprise Linux ES (v.3 for x86)

 

(Linux for Itanium版)

項目

内容

備考

動作OS

  • Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for Itanium)

 

3.1.2.1 排他製品 

製品名

備考

  • Systemwalker WebMGR
  • Systemwalker PerfMGR

本製品の前身となる製品


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