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PRIMECLUSTERGlobal File Services  説明書 4.3

11.3.1 アンマウント

  GFS 共用ファイルシステムを変更するためには、対象ファイルシステムを全ノードでアンマウントしてください。

  まず、アプリケーションを停止するなど、対象ファイルシステムを使用しない状態にしてください。

  その後に、対象ファイルシステムをアンマウントします。

  sfcrscinfo(8) ですべてのノードで正しくアンマウントされたかを確認します。

参照

  ファイルシステムを使用しているプロセスを調べるには、fuser(1) を使用します。fuser(1) の詳細については、オンラインマニュアルページの fuser(1) を参照してください。
  sfcrscinfo(8) でファイルシステムの状態を確認する方法の詳細は、“11.2.5 ファイルシステム状態確認”を参照してください。

11.3.1.1 全ノードアンマウント

  全ノードアンマウントするには、sfcumntgl(8) を使用します。対象ファイルシステムの共用ノード範囲のいずれかのノードで行います。

参照

  sfcumntgl(8) の詳細については、本書の sfcumntgl(8) を参照してください。

  一部のノードでアンマウントに失敗した場合は、失敗したノード名が報告されます。

11.3.1.2 アンマウント

  対象とするファイルシステムを対象ノードだけアンマウントするには、sfcumount(8) を使用します。対象ファイルシステムの共用ノード範囲でアンマウントを行いたいノードで行います。

注意

  セカンダリ MDS が動作していない場合、プライマリ MDS が動作しているノード上でのアンマウントは、MDS を配置しないノード上でのアンマウントより後に実行するか、sfcumntgl(8) を使用して、MDS を配置しないノード上でのアンマウントと同時に実行してください。プライマリ MDS が動作しているノード上で先にアンマウントすると、MDS を配置しないノードにおいて GFS 共用ファイルシステムが閉塞します。

参照

  sfcumount(8) の詳細については、本書の sfcumount(8) を参照してください。
  sfcumntgl(8) の詳細については、本書の sfcumntgl(8) を参照してください。

  以下に、対象ノードで対象ファイルシステムをアンマウントする方法を示します。

注意

  GFS 共用ファイルシステムをアンマウントする場合は、必ず sfcumount(8) を使用してください