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PRIMECLUSTERGlobal File Services  説明書 4.3

B.1.5 sfcumount(8) 自ノードでの GFS 共用ファイルシステムのアンマウント

形式

sfcumount device | mount_point

機能説明

  sfcumount は、指定された GFS 共用ファイルシステムを自ノードでアンマウントします。

  アンマウント処理の延長で自ノードの sfcfsd デーモン、および自ノードで動作中の場合は MDS を停止させます。

  スーパーユーザーだけがアンマウント処理を行うことができます。

オペランド

  以下のオペランドが指定できます。

device

アンマウントするファイルシステムの代表パーティションのブロック特殊ファイルのパス名を指定します。

mount_point

アンマウントを行うファイルシステムのマウントポイントのディレクトリ名を指定します。

使用例

# sfcumount /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter>
# sfcumount /mount_point <Enter>

関連ファイル

/etc/mtab

マウント中のファイルシステムのテーブル

/etc/fstab

ファイルシステムの環境ファイル

関連項目

sfcmount(8), sfcmntgl(8), sfcumntgl(8)
オンラインマニュアルページの umount(8), fstab(5).

注意事項

セカンダリMDSが動作していない場合、プライマリMDSが動作しているノード上でのGFS共用ファイルシステムのアンマウントは、MDSを配置しないノード上でのアンマウントより後に実行するか、sfcumntgl(8) を使用して、MDSを配置しないノード上でのアンマウントと同時に実行してください。プライマリMDSが動作しているノード上で先にアンマウントすると、MDSを配置しないノードにおいてGFS共用ファイルシステムが閉塞します。