形式
sfcumount device | mount_point
機能説明
sfcumount は、指定された GFS 共用ファイルシステムを自ノードでアンマウントします。
アンマウント処理の延長で自ノードの sfcfsd デーモン、および自ノードで動作中の場合は MDS を停止させます。
スーパーユーザーだけがアンマウント処理を行うことができます。
オペランド
以下のオペランドが指定できます。
アンマウントするファイルシステムの代表パーティションのブロック特殊ファイルのパス名を指定します。
アンマウントを行うファイルシステムのマウントポイントのディレクトリ名を指定します。
使用例
# sfcumount /dev/sfdsk/gfs01/dsk/volume01 <Enter> # sfcumount /mount_point <Enter> |
関連ファイル
/etc/mtab
マウント中のファイルシステムのテーブル
/etc/fstab
ファイルシステムの環境ファイル
関連項目
sfcmount(8), sfcmntgl(8), sfcumntgl(8)
オンラインマニュアルページの umount(8), fstab(5).
注意事項
セカンダリMDSが動作していない場合、プライマリMDSが動作しているノード上でのGFS共用ファイルシステムのアンマウントは、MDSを配置しないノード上でのアンマウントより後に実行するか、sfcumntgl(8) を使用して、MDSを配置しないノード上でのアンマウントと同時に実行してください。プライマリMDSが動作しているノード上で先にアンマウントすると、MDSを配置しないノードにおいてGFS共用ファイルシステムが閉塞します。