属性については、以下のように設定してください。
属性 | 値 | 手順 |
---|---|---|
AutoStartUp | ホットスタンバイ機能またはロードシェア運用の場合:No | AutoStartUpの設定(注1) |
AutoSwitchOver |
| AutoSwitchOverの設定 |
PersistentFault | 1 | PersistentFaultの設定 |
ShutdownPriority | NONE | ShutdownPriorityの設定 (初期値のままです。) |
(全クラスタを再起動したときにOnlineのノードを再起動前のノードにするかノードの設定順序に従うか選択します。1を選択した場合は、再起動前のノードをOnlineにします。) | 1 | OnlinePriorityの設定 |
(Standby状態遷移の実行時期) |
| StandbyTransitionsの設定(注2) |
(全クラスタを再起動したときにOnlineのノードを再起動前のノードにするかノードの設定順序に従うか選択します。1を選択した場合は、再起動前のノードをOnlineにします。) | 1 | OnlinePriorityの設定 |
(Fault処理中にさらに故障が発生した場合は、ノードを強制停止するかどうか選択します。) | Yes | HaltFlagの設定 |
(クラスタアプリケーションの排他関係を指定します。) | ― | LicenseTokillの設定 (注3) |
注1) フェイルオーバ運用でスタンバイ機能のときのみ設定が必要です。
注2) ロードシェア運用の運用形態(スケーラブル)の場合は不要です。
注3) ロードシェア運用の運用形態(N:1運用待機(移動待機))の場合は、LicenseTokillの設定を行います。
― : 該当する値はありません。
[AutoStartUp]の設定はホットスタンバイ機能またはロードシェア運用の場合は不要です。
[AutoStartUp]を選択します。
[AutoStartUp]を選択すると、以下の画面が表示されます。
[yes]を選択します。
[yes]を選択すると、以下の画面が表示されます。[AutoStartUp]の値が”yes”に設定されていることを確認してください。
[AutoSwitchOver]を選択します。
[AutoSwitchOver]を選択すると、以下の画面が表示されます。
[HOSTFAILURE]、[RESOURCEFAILURE]および[SHUTDOWN]を順不同に1つずつ選択すると、以下の画面が表示されます。
[SAVE+RETURN]を選択します。
[SAVE+RETURN]を選択すると、以下の画面が表示されます。[AutoSwitchOver]の値が“HostFailure|ResourceFailure|ShutDown”に設定されていることを確認してください。
[PersistentFault]を選択します。
[1]を選択します。
[1]を選択すると、以下の画面が表示されます。[PersistentFault]の値が“1”に設定されていることを確認してください。
[ShutdownPriority]を選択します。
[NONE]を選択します。
[NONE]を選択すると、以下の画面が表示されます。[ShutdownPriority]の値が何も設定されていないことを確認してください。
[OnlinePriority]を選択します。
[1]を選択します。
[1]を選択すると、以下の画面が表示されます。[OnlinePriority]の値が“1”に設定されていることを確認してください。
ロードシェア運用の運用形態(スケーラブル)の場合は不要です。
[StandbyTransitions]を選択します。
[StandbyTransitions]を選択すると、以下の画面が表示されます。
[CLEARFAULTREQUEST]、[STARTUP]および[SWITCHREQUEST]を順不同に1つずつ選択すると、以下の画面が表示されます。
[SAVE+RETURN]を選択します。
[SAVE+RETURN]を選択すると、以下の画面が表示されます。[StandbyTransitions]の値が“ClearFaultRequest|StartUp|SwitchRequest”に設定されていることを確認してください。
[HaltFlag]を選択します。
[yes]を選択します。
[yes]を選択すると、以下の画面が表示されます。[HaltFlag]の値が“yes”に設定されていることを確認してください。
ロードシェア運用の運用形態(N:1運用待機(移動待機))の場合は、以下の設定を行います。
[LicenseTokill]を選択します。
[FREECHOICE]を選択します。
LicenseTokill属性には、“グループ+業務優先度(ここでは、“A20X”)”を指定します。グループは1文字のアルファベットで指定します。ロードシェア運用を行うすべてのスタンバイ型のクラスタアプリケーションは同じグループにする必要があります。なお、複数のロードシェア運用を行う場合は、それぞれのロードシェア運用ごとに別々のグループを指定する必要があります。
業務優先度には、業務優先度が高いことを示す“20X”または業務優先度が低いことを示す“10X”を指定します。業務優先度によって状態遷移の動作が異なります。各RDBシステムで優先度を付けない場合は、“20X”を指定してください。
なお、LicenseTokill属性(クラスタアプリケーションの排他関係)の詳細は、“PRIMECLUSTER導入運用手引書”を参照してください。
LicenseTokill属性を設定すると、以下の画面が表示されます。[LicenseTokill]属性の値が正しいか確認してください。