ロードシェア運用でのSymfoware/RDBのシステムファイルの変更手順について説明します。
システムファイルの種類および各システムファイルの変更操作の内容と操作可能なRDBシステムの状態について以下に示します。
ファイル | 変更操作 | Symfoware/RDBの状態 | |
---|---|---|---|
起動 | 停止 | ||
RDBディクショナリ | 再配置 | ○ | × |
追加割当て | × | ○ | |
容量拡張 | × | ○ | |
RDBディレクトリファイル | 容量拡張 | × | ○ |
ログ管理ファイル | 配置先の変更 | × | ○ |
テンポラリログファイル | 属性変更(リカバリログ量、BIログ域サイズ、AIログ域サイズ、トランザクションエントリ数) | × | ○ |
媒体変更(再生成) | × | ○ | |
アーカイブログファイル | 追加 | ○ | ○ |
削除 | × | ○ | |
インダウトログファイル | 属性変更(インダウトログファイルサイズ) | × | ○ |
媒体変更(削除、再生成) | × | ○ |
○ : 操作可能
× : 操作不可能
RDBディクショナリの再配置およびアーカイブログファイルの追加以外の変更はRDBシステムを停止して操作します。その場合、システムに対して業務を完全に停止し、クラスタアプリケーションを停止した後にシステムファイルを変更します。
各システムファイルの変更手順は、N:1運用待機型システムを想定して説明します。