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Symfoware Server V10.0.0 クラスタ導入運用ガイド

3.4.11 アーカイブログファイルの作成

アーカイブログの適用によるリカバリを行う場合には、アーカイブログファイルを2個以上作成しておきます。

アーカイブログファイルの初期作成

アーカイブログファイルの初期作成は、rdblogコマンドのGオプションかつaオプションで行います。

RHEL-AS4の場合

アーカイブログファイルを、1024メガバイトの容量で、/dev/raw/raw21に作成する場合

$ rdblog -G -a /dev/raw/raw21 1024M 
RHEL5の場合

アーカイブログファイルを、1024メガバイトの容量で、/dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0021に作成する場合

$ rdblog -G -a /dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0021 1024M 

アーカイブログファイルの追加

アーカイブログファイルの初期作成が終わったら、アーカイブログファイルの追加を行います。アーカイブログファイルの追加は、rdblogコマンドのUオプションかつaオプションで行います。このとき、追加するアーカイブログファイルの大きさは指定できません。指定したローデバイスの大きさに関係なく、初期作成時の値が使用されます。

アーカイブログファイルの追加は、Symfoware/RDBが起動している状態でも実行することができます。

RHEL-AS4の場合

アーカイブログファイルを、/dev/raw/raw22および/dev/raw/raw23に追加する場合

$ rdblog -U -a /dev/raw/raw22
$ rdblog -U -a /dev/raw/raw23
RHEL5の場合

アーカイブログファイルを、/dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0022および/dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0023に追加する場合

$ rdblog -U -a /dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0022
$ rdblog -U -a /dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0023