ローデバイスの作成について説明します。
資源の配置
ローデバイスに配置する資源については、“表1.2 スタンバイ機能を利用した運用におけるSymfoware Serverを構成するファイルの種別と配置先”、“表1.3 ホットスタンバイ機能を利用した運用におけるSymfoware Serverを構成するファイルの種別と配置先”および“表1.4 ロードシェア運用におけるSymfoware Serverを構成するファイルの種別と配置先”を参照し確認してください。
ローデバイスの作成手順
ディスクから必要な大きさのパーティションを切り出してローデバイスを作成します。以下に作成手順を示します。
PRIMECLUSTER GDSを利用してボリュームを作成します。
/etc/sysconfig/rawdevicesを編集します。
ブロック特殊ファイルを指定してください。
修正例を以下に示します。
/dev/raw/raw30 /dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0001 /dev/raw/raw31 /dev/sfdsk/class0001/dsk/volume0002
udevによりローデバイスのアクセス権が正しく設定されるように、/etc/udev/permissions.d/ディレクトリにある追加パーミッションルールファイルを必要に応じて編集します。
ntsysvコマンドを実行し、“rawdevices”を選択します。すでに“rawdevices”が有効になっている場合は、以下のコマンドを実行して/etc/sysconfig/rawdevicesファイルの変更内容を反映してください。
$ /sbin/service rawdevices restart
なお、ローデバイスに対して初期化を行う必要はありません。
注意
Symfoware/RDBで使用するローデバイスは、rawコマンドで作成したものを使用してください。Symfoware/RDBの運用に必要なローデバイスに対してリンクを作成しないでください。
参照
rawコマンド、ntsysvコマンド、udevおよびシステムファイルの編集の詳細については、使用しているシステムベンダのドキュメントを参照してください。
PRIMECLUSTER GDSの詳細については、“PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書”を参照してください。
PRIMECLUSTER GDSを利用してボリュームを作成します。
なお、ローデバイスに対して初期化を行う必要はありません。
参照
PRIMECLUSTER GDSの詳細については、“PRIMECLUSTER Global Disk Services 説明書”を参照してください。
アクセス権の設定
アクセス権の設定を行います。
参照
アクセス権の設定については、“セットアップガイド”を参照してください。