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Symfoware Server V10.0.0 セットアップガイド

A.1.1 WebAdminのセットアップ

WebAdminのセットアップ手順について以下に示します。

  1. ログインする

    スーパユーザでログインし、以下のコマンドを実行します。

    # cd /opt/FJSVsymwa/sbin
    # ./WebAdminSetup
  2. ポート番号を指定する

    WebAdminで使用する以下のポート番号を指定します。

    /etc/servicesファイルを参照し、他のサービスのポート番号と重複した場合に限り、別の番号に変更してください。

    なお、Webサーバのポート番号は、WebAdmin画面の起動の際に必要なので書き留めておいてください。

    項目

    値(推奨値)

    Webサーバのポート番号
    enter port number of Web server (default: 26510)

    26510

    WebAdmin実行環境のポート番号1
    enter port number 1 (default: 26511)

    26511

    WebAdmin実行環境のポート番号2
    enter port number 2 (default: 26512)

    26512

    WebAdminの自動起動
    starting WebAdmin automatically [y,n] (default:y)

    y

Webサーバのポート番号

WebブラウザとWebサーバ間の通信に利用するためのポート番号を1024~32767までの数値で指定します。

Webサーバのポート番号は、/etc/servicesファイルにサービス名“WebAdmin”のポート番号として登録されます。

WebAdmin実行環境のポート番号1

WebサーバとWebAdmin実行環境間の通信に利用するためのポート番号を1024~32767までの数値で指定します。

WebAdmin実行環境のポート番号1は、/etc/servicesファイルにサービス名“WebAdmin1”のポート番号として登録されます。

WebAdmin実行環境のポート番号2

WebサーバとWebAdmin実行環境間の通信に利用するためのポート番号を1024~32767までの数値で指定します。

WebAdmin実行環境のポート番号2は、/etc/servicesファイルにサービス名“WebAdmin2”のポート番号として登録されます。

WebAdminの自動起動

マシンを起動したとき、WebAdminを起動するか否かを選択します。

注意

  • 未使用のポート番号
    OSや他の製品において、/etc/servicesファイルの記述に関係なく、未使用のポート番号を自動採番してポート番号を使用する、または、製品内の環境ファイルで指定したポート番号を使用することがあります。OSや他の製品が使用するポート番号を調査し、それらのポート番号を使用しないようにしてください。

  • アクセス制限
    ファイアウォール製品やルータ機器のパケットフィルタリング機能を利用し、サーバのIPアドレスおよび設定した各ポート番号へのアクセスを制限することにより、不正アクセスを防ぎ、セキュリティを確保してください。