以下のコマンドで必要な権限を含むロールを付与されている利用者に対し、実行を許可するかどうかを決定します。
rdbfmt
rdbsloader
rdbsaloader
rdbsuloader
rdbunl
rdbunlx
RDBコマンドは、基本的に管理者のみが実行可能ですが、ROLE_RANGEパラメタを有効にすることで、必要な権限を持ったロールが付与されている利用者も、運用系コマンドを実行することができます。これにより権限管理作業のコストを削減させることができます。
運用系コマンドに対するロールの使用宣言は、rdbddlexコマンドのSET SYSTEM PARAMETER文で行います。
$ rdbddlex /home/rdb1/syspara3.dat
/home/rdb1/syspara3.datの内容を以下に示します。
SET SYSTEM PARAMETER ROLE_RANGE=LEVEL1 ;
注意
ROLE_RANGEパラメタは、標準運用時のみ有効です。
意図しない利用者に運用系コマンドが実行されないように注意して、パラメタ値を変更してください。