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Symfoware Server V10.0.0 アプリケーション開発ガイド(共通編)

A.3.26 DSI情報

RDBII_DSI_STATUS

RDBII_DSI_STATUSは、DSIについての情報を出力する表です。RDBII_DSI_STATUSの構成と出力情報を以下に示します。

検索結果をCSV形式で出力する場合には、rdbunlsqlコマンドを使用してください。

SolarisLinuxロードシェア運用の場合は、本システム表を検索したノードに定義されているDSIの情報が表示されます。

表A.41 RDBII_DSI_STATUSの構成と出力情報

カラム名

情報の意味

意味

TYPE

CHAR(1)

対象のDSIの種別

T :表
I :インデックス

CODE

INT

DSIコード

TYPEが‘T’の場合は表のDSIコード
TYPEが‘I’の場合はインデックスのDSIコード

NAME

CHAR(36)
または
CHAR(128)

DSI名

TYPEが‘T’の場合は表のDSI名
TYPEが‘I’の場合はインデックスのDSI名
Symfoware/RDBの文字コード系とデータベースの文字コード系が異なる場合はCHAR(128)になります。

DB_CODE

INT

データベースコード

  

DB_NAME

CHAR(36)
または
CHAR(128)

データベース名

Symfoware/RDBの文字コード系とデータベースの文字コード系が異なる場合はCHAR(128)になります。

SCHEMA_CODE

INT

スキーマコード

  

SCHEMA_NAME

CHAR(36)
または
CHAR(128)

スキーマ名

Symfoware/RDBの文字コード系とデータベースの文字コード系が異なる場合はCHAR(128)になります。

TABLE_CODE

INT

表コード

TYPEがインデックスの場合は関連する表のコードが設定されます。

TABLE_NAME

CHAR(36)
または
CHAR(128)

表名

TYPEがインデックスの場合は関連する表名が設定されます。
Symfoware/RDBの文字コード系とデータベースの文字コード系が異なる場合はCHAR(128)になります。

DSO_CODE

INT

DSOコード

TYPEが‘T’の場合は表のDSOコード、
TYPEが‘I’の場合はインデックスDSOのDSOコードが設定されます。

DSO_NAME

CHAR(36)
または
CHAR(128)

DSO名

TYPEが‘T’の場合は表のDSO名、
TYPEが‘I’の場合はインデックスDSOのDSO名が設定されます。
Symfoware/RDBの文字コード系とデータベースの文字コード系が異なる場合はCHAR(128)になります。

BASE_DSI_CODE

INT

DSIコード

TYPEが‘T’の場合はNULLが設定されます。
TYPEが‘I’の場合に表のDSIコードが設定されます。

BASE_DSI_NAME

CHAR(36)
または
CHAR(128)

DSI名

TYPEが‘T’の場合はNULLが設定されます。
TYPEが‘I’の場合に表のDSI名が設定されます。
Symfoware/RDBの文字コード系とデータベースの文字コード系が異なる場合はCHAR(128)になります。

CREATE_TIME

CHAR(8)

DSI定義日時

  

OWNER

CHAR(36)
または
CHAR(128)

DSI定義ユーザ

Symfoware/RDBの文字コード系とデータベースの文字コード系が異なる場合はCHAR(128)になります。

LAST_REFERENCE_TIME

CHAR(8)

最終参照日時

  

LAST_UPDATE_TIME

CHAR(8)

最終更新日時

  

REUSE_PAGE_POINT

INT

ページ再使用契機(%)

TYPEが‘T’の場合、かつ、
ORDEER(1)が指定されている場合のみ設定されます。

DEGENERATE

CHAR(1)

インデックス縮退指定

TYPEが‘I’の場合のみ以下のいずれかの値が設定されます。
Y :縮退指定あり
N :縮退指定あり

REALIGNMENT

CHAR(1)

インデックス自動再配置指定

TYPEが‘I’の場合のみ以下のいずれかの値が設定されます。
Y :再配置指定あり
N :再配置指定あり

ENTRY_NUM

INT

ページ内エントリ数

  

USE_STATUS

CHAR(10)

使用状況

以下のいずれかの値が設定されます。
ACT...使用中
NON...未使用

DSI_STATUS

CHAR(50)

運用情報

下記のいずれかの値が設定されます。
複数の状態を持つ場合は、‘/’で区切られます。
INA : 非活性状態
INH : アクセス禁止
NUP : 更新抑止
NRC : リカバリなし
NRW : 参照更新抑止
--- : 運用情報なし

STATUS_SET_CAUSE

CHAR(70)

運用情報設定原因

下記のいずれかの値が設定されます。
複数の原因がある場合は、‘/’で区切られます。
HER : ハードウェア障害
SOF : ソフトウェア障害
DER : データの異常
CRV : ダウンリカバリの異常
MRV : メディアリカバリの異常
TIH : ロールバックの異常
DIR : RDB ディレクトリファイルの異常
ALD : rdbsaloaderコマンドでの追記処理の異常
CMD : RDB コマンドの実行
FMT : フォーマット処理中
IIH : インダウトリカバリ不可閉塞
IND : インダウト状態
FTR : フラッシュトリートメント閉塞状態
--- : 運用情報なし

DSI_TYPE1

CHAR(10)

割り付け対象の種別

以下のいずれかの値を設定します。
DATA : TYPEが‘T’の場合、かつ、SEQUENTIAL格納構造または、OBJECT格納構造の場合の割り付け対象
PRIME : TYPEが‘T’の場合、かつ、RANDOM格納構造の場合の割り付け対象
INDEX : TYPEが‘I’の場合の割り付け対象(インデックス部)

TOTAL_SIZE1

INT

DSI_TYPE1の全体サイズ

単位はキロバイトで設定されます。

USE_SIZE1

INT

DSI_TYPE1の使用サイズ

単位はキロバイトで設定されます。

DSI_TYPE2

CHAR(10)

割り付け対象の種別

以下のいずれかの値を設定します。
OVERFLOW : TYPEが‘T’の場合、かつ、RANDOM格納構造の場合の割り付け対象
BASE : TYPEが‘I’の場合の割り付け対象(データ部)

TOTAL_SIZE2

INT

DSI_TYPE2の全体サイズ

単位はキロバイトで設定されます。

USE_SIZE2

INT

DSI_TYPE2の使用サイズ

単位はキロバイトで設定されます。

注意

本表を参照する問合せは、独立性水準にREAD UNCOMMITTEDが指定されている場合の動作になります。