データ量や処理内容に応じた、最適なアクセスモデルを選択します。
主なアクセスモデルと、アクセスモデルを選択する際の指針を示します。
分類 | アクセスモデル | 処理概要 | 選択の指針 | ASSIST指定での指定方法 |
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制約系アクセスモデル | インデックス検索 | 探索条件に指定した条件からインデックスの検索範囲を作成し、インデックスを検索します。 | 検索範囲を局所化できるため、検索効率が上がります。 | 制約ASSIST |
表の全件検索 | 表の全レコードを読み込みます。 | 表の全データを読み込むため検索効率が下がります。 | なし | |
ジョイン系アクセスモデル | マージジョイン(インデックスを利用してジョインする) | ジョインキーを昇順に読み込む方法として、インデックスを利用します。 | 大量のデータをジョインする場合に有効です。 | ジョインASSIST |
ソートマージ(ソートテーブルを利用してジョインする) | ジョインする表に対し、制約系アクセスモデルで得られたレコードをジョインキーでソートしてからジョインします。 | 大量のデータをジョインする場合に有効です。 | ジョインASSIST | |
フェッチジョイン | ジョインする表に対し、制約系アクセスモデルで得られたレコードをもとに、結合する表をインデックス検索し、ジョインします。 | 少量のデータをジョインする場合に有効です。 | ジョインASSIST | |
ネスティッドループ | ジョインする表を直接読み込みながらレコードの組み合わせを作成し、ジョインします。 | 表の全組み合わせを作成するため、ジョインに時間がかかります。 | なし |
アクセスモデルについての詳細は、“H.1 アクセスモデルの種類”を参照してください。
アクセスモデルは、ASSIST指定で指定します。
ASSIST指定の指定方法についての詳細は、“3.3.2 ASSIST指定でアクセスモデルを指定する”を参照してください。