ODBC対応開発ツールで開発する場合に、セットアップ時によくある質問と、その回答について説明します。
ODOS連携をする場合、Symfoware Serverのクライアント用の動作環境ファイルの内容の指定方法は?
Symfoware ODOSセットアップの[Symfoware/RDBオプション設定]画面の[その他パラメタ]で指定します。
通常はデフォルトの値で問題ありませんが、性能向上を目的としたチューニングが必要な場合には変更してください。
参照
詳細は、“アプリケーション開発ガイド(ODBCドライバ編)”を参照してください。
ODOS連携をする場合、Symfoware/RDBの設定は必要か?
ポート番号定義とシステム用の動作環境ファイルの設定が必要です。
サーバのServicesファイルに、サービス名とポート番号を指定します。
サービス名
シングルRDBの場合は“RDBII”を指定してください。マルチRDBの場合はRDBシステム名を指定してください。
ポート番号
1024~32767の範囲で、他のサービスと重複しないように指定してください。
以下の範囲で、他のサービスと重複しないように指定してください。
Windows(R)2000またはWindows Server(R)2003の場合:5001~49151
Windows Server(R)2008またはWindows Server(R) 2008 R2の場合:1024~49151
システム用の動作環境ファイルの“MAX_CONNECT_TCP”に、接続できる同時コネクション数を必ず指定してください。
接続形態によって、[Symfoware ODOS セットアップ]画面での指定方法が異なります。
接続形態 | 「Symfoware ODOSセットアップ」画面での指定方法 |
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リモートアクセス | アプリケーションから、異なるパソコン上のSymfoware/RDBのデータベースに接続する場合に指定します。 |
ローカルアクセス | アプリケーションから、同じパソコン上のSymfoware/RDBのデータベースに接続する場合に指定します。 |
セットアップAPIが利用できます。
参照
詳細は、“アプリケーション開発ガイド(ODBCドライバ編)”の“セットアップAPI”を参照してください。