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Symfoware Server V10.0.0 トラブルシューティング集

14.2.3 アプリケーションの実行トレース

データベースから正しいデータが検索されない、更新データがデータベースに正しく反映されないなど、処理結果に異常がある場合には、データベースへのアクセス手順を調査するために、アプリケーションの実行トレースを採取します。

ポイント

実行トレースは、トラブル事象が発生した時点の情報を採取する必要があります。同じ操作を行うと、毎回、同じトラブル事象が発生するなど、再現可能なトラブルの場合に採取してください。

データベースへのアクセス手順を調査するには、アプリケーションとSymfoware Server間で動作するすべてのコンポーネントのトレース採取が必要です。動作するコンポーネントは、アプリケーション連携形態によって異なります。

以下に、連携形態ごとに採取するトレースを示します。連携形態を確認して、それぞれ必要な実行トレースを採取してください。

プログラム

接続形態

トレース

C/COBOL埋込みホストプログラム

ローカルアクセス
RDB2_TCP接続

SQLスナップ

JDBC連携

RDB2_TCP接続

JDBCスナップ

ODBC連携

RDB2_TCP接続

ODBCトレース
ODOSスナップ

GS連携

RDA-SV接続

RDA-SVトレース

それぞれのトレースの採取方法については、“付録G アプリケーションの実行トレース”を参照してください。