コマンドでモニタリングを行う場合によくある質問と、その回答について説明します。
パフォーマンスモニタを利用することで、処理に時間がかかっているSQL文に関する情報収集、システム全体の性能監視、アプリケーションのセションごとの性能監視を行うことができます。
従来どおり、rdbsarコマンドによる、システム全体の性能監視機能も提供しています。
また、rdbpsコマンドによる、アプリケーションのセションごとの性能監視機能(SQLアクセス)も提供しています。
SystemWalkerを使用することにより、GUIでメッセージ監視機能を利用することもできます。
参照
詳細は、“チューニングガイド”の“パフォーマンスモニタ”、“RDB運用ガイド”の“プロセス監視”および“性能監視”を参照してください。
ログなし運用(リカバリを適用しない運用)状態を検出するコマンドはあるか?
特定の表について、ログなし運用(リカバリを適用しない運用)状態が設定されているか確認するには、rdbinfコマンドでDSIの利用規定登録の状態を確認します。
rdbinf -i データベース名.DSI名 -a
参照
詳細は、“RDB運用ガイド”の“利用規定および障害状況の照会”を参照してください。
以下に、rdbinfコマンドの出力結果の例を示します。
出力結果で、“State”の下に“NRC”と表示された場合、ログなし運用(リカバリを適用しない運用)に設定されていると判断できます。
データベース中のアクセス禁止になっているDSIを一括で検出するには?