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Symfoware Server V10.0.0 トラブルシューティング集

8.2.5 Javaで開発する(利用形態)

Javaで開発する場合に、利用形態についてよくある質問と、その回答について説明します。

JDBCドライバのタイプとは何か?

JDBCドライバは、一般に4つのタイプに分類されます。以下に、概要について説明します。

ドライバタイプ

概要

ODBCブリッジ(タイプ1)

ODBCドライバを経由して、各データベースに接続するドライバです。

ネイティブブリッジ(タイプ2)

DBMS固有の接続ライブラリ用APIを使用したドライバです。Symfoware Serverへの高速アクセスが可能です。

ネットプロトコルドライバ(タイプ3)

以下の2つの部分から構成されるドライバです。

  • ネットワーク経由でダウンロード可能なJDBCドライバ部

  • 3階層モデルの中間層のアプリケーションとして動作するミドルウェア部

ネイティブプロトコルドライバ(タイプ4)

JDBC APIからDBMS依存のネイティブプロトコルへの変換まで、すべてを単体で行うドライバです。PureJavaで構成されており、Symfoware Serverでは、グローバルサーバおよびPRIMEFORCE上のデータベースとRDA接続する場合、またはJavaアプレットを使用する場合に使用してください。

Symfoware ServerのJDBCドライバのタイプには何があるか?

タイプ2とタイプ4のドライバが存在します。使用するドライバタイプによって、データベースへの接続形態を選択できます。
以下に接続形態と、その接続形態を用いるためのURLの記述形式を示します。

参照

接続形態の詳細については、“アプリケーション開発ガイド(JDBCドライバ編)”を参照してください。

ドライバタイプ

接続形態

URLの記述形式

ネイティブブリッジ(タイプ2)

ローカルアクセス

jdbc:symfold:///<db_env>

リモートアクセス
(RDB2_TCP連携)

jdbc:symford://<host>:<port_no>/<db_env>

ネイティブプロトコルドライバ(タイプ4)

リモートアクセス
(RDA-SV連携)

jdbc:symforda://<host>:<port_no>/<db_env>

<host>:接続するサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。
<port_no>:サーバのデータベースに接続する際のポート番号を指定します。
<db_env>:サーバのデータベースに接続するためのデータ資源名を指定します。

Symfoware ServerのJDBCドライバのタイプ2とタイプ4の違いは?

JDBCドライバの特徴を活かすには、運用方法や目的に合わせてドライバタイプを選択する必要があります。

次の場合は、タイプ2を使用することをお勧めします。

次の場合は、タイプ4を使用することをお勧めします。