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Symfoware Server V10.0.0 トラブルシューティング集

7.2.1 データベースを創成する

データベースを創成する場合によくある質問と、その回答について説明します。

インデックスの創成方法は?

インデックスは、テーブルにデータをロードすることで自動的に創成されるため、特別な操作を行う必要はありません。

なお、インデックスが付加されていないテーブルにインデックスを付加して、そのインデックスだけを創成することもできます。以下の手順で操作してください。

  1. rdbddlexコマンドでインデックスを定義

  2. rdbsloaderコマンドでインデックスを創成

参照

詳細は、“RDB運用ガイド”の“データベースの創成”、および“RDB運用ガイド(データベース定義編)”の“インデックスのDSO定義”を参照してください。

rdbsloaderコマンドでデータベースを創成する場合の、バイナリ形式とテキスト形式の違いは?

バイナリ形式は、Symfoware/RDBに格納されていたデータを、移行先または集約先のSymfoware/RDBへ挿入する場合に利用します。

テキスト形式は、ほかのDBMSからSymfoware/RDBへデータを移入する場合に利用します。

ポイント

rdbsloaderの入力ファイルの形式について

バイナリ形式はテキスト形式に比べデータ変換が不要なことから、高速にデータロードを行うことができます。ほかのDBMSなどと流通する必要がない場合は、バイナリ形式をお勧めします。
また、rdbunlコマンドで外部ファイルへ出力する場合に、oオプションを指定したかどうかで外部ファイル内のNULLの扱いが異なります。
rdbsloaderで外部ファイルを入力する場合には、オプションの指定に注意が必要です。

CSVファイル形式のデータロードやアンロードは可能か?

Symfoware Serverは、CSV形式のデータをロードすることが可能です。
また、データベース内のデータを、CSV形式でアンロードすることも可能です。

以下にCSV形式のデータを扱うことができるコマンドを示します。

操作

コマンド

備考

データベースの創成

rdbsloader

新規創成

データの追加

rdbsaloader

高速追加

データベースの更新

rdbsuloader

高速更新

rdbupt

追加、更新、削除

データベースの外部ファイル出力

rdbunl

  

rdbunlsql

問合せ式(SQL文)による絞り込みが可能

参照

詳細は、“RDB運用ガイド”の“データベースの創成”、“データベースの更新”、および“データベースの外部ファイルへの出力”を参照してください。