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Symfoware Server V10.0.0 アプリケーション開発ガイド(ODBCドライバ編)

2.1.1 コネクションの接続方法

アプリケーションがデータベースとのコネクションを接続・切断する方法について説明します。

コネクションの接続

アプリケーションがデータベースとのコネクションを接続するには、以下のメソッドで行います。

API名

オブジェクト名

メソッド名

RDO

rdoEnvironment

OpenConnection

ADO

Connection

Open

ADO.NET

OdbcConnection

Open

上記のメソッドには、以下に示す接続情報を含む文字列を設定します。

DSN=DSN01;UID=USER01;PWD=PASS01;
     (1)       (2)         (3)

(1) DSNキーワードには、登録したODOSのデータソース名を指定します。

(2) UIDキーワードには、Symfoware/RDBに接続するための認可識別子を指定します。ただし、ローカルのSymfoware/RDBと接続する場合、またはWindows(R) 2000以外を利用し、リモートアクセスで接続先ホスト名に“localhost”、またはループバックアドレスが指定された場合は、UIDキーワードの指定は不要です。

(3) PWDキーワードには、パスワードを指定します。ただし、ローカルのSymfoware/RDBと接続する場合、またはWindows(R) 2000以外を利用し、リモートアクセスで接続先ホスト名に“localhost”、またはループバックアドレスが指定された場合は、PWDキーワードの指定は不要です。

コネクションの切断

アプリケーションがデータベースとのコネクションを切断するには、以下のメソッドで行います。

API名

オブジェクト名

メソッド名

RDO

rdoConnection

Close

ADO

Connection

Close

ADO.NET

OdbcConnection

Close

上記メソッドを利用して、データベースとのコネクションを接続・切断するサンプルコードの詳細については、それぞれ以下を参照してください。