機能
BETWEEN述語は、範囲比較を指定します。
記述形式
参照項番
値式 → “2.10 値式”
一般規則
BETWEEN述語で指定する3つの値式のデータ型は、比較可能であることが必要です。比較可能なデータ型は“表2.52 比較可能なデータ型”を参照してください。
BETWEEN述語で“x BETWEEN y AND z”と記述したものは、比較述語で“x>=y AND x<=z”と記述したのと同じ意味です。
“x NOT BETWEEN y AND z”と記述したものは、“NOT (x BETWEEN y AND z)”と記述したのと同じ意味です。また、比較述語で“x<y OR x>z”と記述したのと同じ意味です。
BETWEEN述語の各オペランドに動的パラメタ指定が指定された場合のDESCRIBE情報を以下に示します。
オペランド | DESCRIBE情報 |
---|---|
1番目の値式 | 2番目の値式のデータ型 |
2番目の値式 | 1番目の値式のデータ型 |
3番目の値式 | 1番目の値式のデータ型 |
備考.1番目の値式が動的パラメタ指定で、2番目または3番目の値式が動的パラメタ指定の場合は、エラーとなります。
使用例
“比較述語”の使用例で示した表Tに対して、列C2の値が10以上かつ15以下の行を検索します。
SELECT C1 FROM T WHERE C2 BETWEEN 10 AND 15 →この結果として、行R1とR6が選択されます。