名前
symjddefns - ネーミングサービスのWindowsサービスへの登録または削除
形式1(ネーミングサービスの登録)
symjddefns -add [-jdk JDKインストールディレクトリ] [-port ポート番号]
形式2(ネーミングサービスの削除)
symjddefns -del
機能説明
ネーミングサービスのWindowsサービスへの登録または削除を行います。
オプション
ネーミングサービスをWindowsサービスに登録する場合に指定します。ネーミングサービスが、Windowsサービスにすでに登録済みの場合、指定された内容に置き換えます。
ネーミングサービスをWindowsサービスから削除する場合に指定します。ネーミングサービスが、Windowsサービスに登録されていない場合、エラーとなります。
JDKのインストールディレクトリを絶対パスで指定してください。
省略した場合、環境変数(JAVA_HOME)で指定された内容が有効となります。
指定するJDKのバージョンは1.3.1以降でなければなりません。
ネーミングサービスの使用するポート番号を指定してください。
省略した場合は、26600が使用されます。
Windows(R) 2000、Windows(R) XPまたはWindows Server(R) 2003の場合、ポート番号は、5001~49151の範囲内で、未使用の値を指定してください。
Windows Vista(R)、Windows(R) 7、Windows Server(R) 2008またはWindows Server(R) 2008 R2の場合、ポート番号は、1024~49151の範囲内で、未使用の値を指定してください。
使用例
ネーミングサービスをWindowsサービスに登録します。
ネーミングサービスのポート番号を26600にする場合
symjddefns -add -jdk C:\Interstage\JDK6 -port 26600
ネーミングサービスをWindowsサービスから削除します。
symjddefns -del
注意
本コマンドは、“Administrator”権限を持つユーザが実行してください。
Windows Server(R) 2008またはWindows Server(R) 2008 R2において、本コマンドは、“管理者: コマンドプロンプト”から実行する必要があります。[ コマンドプロンプト]を右クリックして表示されるメニューから[管理者として実行]を選択し、“管理者: コマンドプロンプト”を起動してください。
[ユーザー アカウント制御]ダイアログが表示された場合、[続行]ボタンをクリックして、処理を継続してください。
ネーミングサービス使用中の場合、エラーとなります。
-jdkオプションを省略し、環境変数(JAVA_HOME)も省略されていた場合、エラーとなります。
JDBC2.X対応ドライバ利用時に、-portオプションを省略してネーミングサービスをWindowsサービスに登録する場合は、ポート番号は10326が使用されます。