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Symfoware Server V10.0.0 コマンドリファレンス

3.1 symjddefds

名前

symjddefds - JDBCデータソース定義の登録、削除、登録内容の表示

形式(JDBCデータソース定義の新規登録)

symjddefds -bind
           -ds JDBCデータソース名
           -file JDBCデータソース定義ファイル名
           [-host ホスト名]
           -port ポート番号

形式(JDBCデータソース定義の上書き)

symjddefds -rebind
           -ds JDBCデータソース名
           -file JDBCデータソース定義ファイル名
           [-host ホスト名]
           -port ポート番号

形式(JDBCデータソース定義の削除)

symjddefds -unbind
           -ds JDBCデータソース名
           [-host ホスト名]
           -port ポート番号

形式(JDBCデータソース定義の内容表示)

symjddefds -lookup
           -ds JDBCデータソース名
           [-host ホスト名]
           -port ポート番号

形式(JDBCデータソース名の一覧表示)

symjddefds -list
           [-host ホスト名]
           -port ポート番号

機能説明

JDBCデータソース定義の登録、削除、登録内容の表示を行います。

オプション

-bind

JDBCデータソース定義ファイルに指定された内容でJDBCデータソース定義の新規登録を行う場合に指定します。同名のデータソースが登録済みの場合はエラーとなります。

-rebind

JDBCデータソース定義ファイルに指定された内容でJDBCデータソース定義の上書きを行う場合に指定します。JDBCデータソース定義が登録されていない場合はエラーとなります。

-unbind

JDBCデータソース定義の削除を行う場合に指定します。JDBCデータソース定義が登録されていない場合はエラーとなります。

-lookup

JDBCデータソース定義の内容表示を行う場合に指定します。JDBCデータソース定義が登録されていない場合はエラーとなります。
パスワード情報については、セキュリティを考えて“********”(*の数は固定)を表示します。

-list

JDBCデータソース名の一覧表示を行う場合に指定します。

-ds JDBCデータソース名

登録、削除、登録内容の表示をするJDBCデータソースの名前を指定します。
JDBCデータソース名はアプリケーションから使用される名前を指定します。以下の文字を指定できます。

  • 各国語文字

  • 英数字

  • “!”、“#”、“$”、“%”、“&”、“(”、
    “)”、“=”、“-”、“^”、“~”、“|”、
    “@”、“[”、“{”、“:”、“*”、“}”、
    “]”、“;”、“+”、“<”、“,”、“>”、
    “.”、“?”、“/”、“_”

また、以下の記号を指定することはできません。記号が文字列中に含まれている場合も無効です。なお、空白を指定することもできません。

  • \(円記号)

  • '(一重引用符)

  • "(二重引用符)

-file JDBCデータソース定義ファイル名

JDBCデータソース定義の記述されているテキストファイルのファイル名を絶対パスで指定します。ファイル名は空白文字を使用する場合は、ファイル名を二重引用符で囲んでください。

-host ホスト名

JDBCネーミングサービスを運用しているホスト名またはIPアドレスを指定します。別のマシン上で動作しているJDBCネーミングサービスに対して操作を行う場合に指定します。省略した場合はlocalhostとなります。

-port ポート番号

JDBCネーミングサービスのポート番号を指定します。JDBCネーミングサービスの起動時に指定したポート番号を指定してください。

使用例

例1

JDBCデータソース定義を記述した“create-ds.txt”というファイルの内容でJDBCデータソース“Datasource1”を新規登録します。
ネーミングサービスのポート番号を26600にする場合

symjddefds -bind -ds Datasource1 -file create-ds.txt -port 26600
例2

JDBCデータソース“Datasource1”の内容をJDBCデータソース定義を記述した“create-ds2.txt”というファイルの内容に上書きします。
ネーミングサービスのポート番号を26600にする場合

symjddefds -rebind -ds Datasource1 -file create-ds2.txt -port 26600
例3

JDBCデータソース“Datasource1”のJDBCデータソース定義を削除します。
ネーミングサービスのポート番号を26600にする場合

symjddefds -unbind -ds Datasource1 -port 26600
例4

JDBCデータソース“Datasource1”のJDBCデータソース定義の内容を表示します。
ネーミングサービスのポート番号を26600にする場合

symjddefds -lookup -ds Datasource1 -port 26600
例5

JDBCデータソース定義のJDBCデータソース名一覧を表示します。
ネーミングサービスのポート番号を26600にする場合

symjddefds -list -port 26600

注意