名前
symjddefds - JDBCデータソース定義の登録、削除、登録内容の表示
形式(JDBCデータソース定義の新規登録)
symjddefds -bind -ds JDBCデータソース名 -file JDBCデータソース定義ファイル名 [-host ホスト名] -port ポート番号
形式(JDBCデータソース定義の上書き)
symjddefds -rebind -ds JDBCデータソース名 -file JDBCデータソース定義ファイル名 [-host ホスト名] -port ポート番号
形式(JDBCデータソース定義の削除)
symjddefds -unbind -ds JDBCデータソース名 [-host ホスト名] -port ポート番号
形式(JDBCデータソース定義の内容表示)
symjddefds -lookup -ds JDBCデータソース名 [-host ホスト名] -port ポート番号
形式(JDBCデータソース名の一覧表示)
symjddefds -list [-host ホスト名] -port ポート番号
機能説明
JDBCデータソース定義の登録、削除、登録内容の表示を行います。
オプション
JDBCデータソース定義ファイルに指定された内容でJDBCデータソース定義の新規登録を行う場合に指定します。同名のデータソースが登録済みの場合はエラーとなります。
JDBCデータソース定義ファイルに指定された内容でJDBCデータソース定義の上書きを行う場合に指定します。JDBCデータソース定義が登録されていない場合はエラーとなります。
JDBCデータソース定義の削除を行う場合に指定します。JDBCデータソース定義が登録されていない場合はエラーとなります。
JDBCデータソース定義の内容表示を行う場合に指定します。JDBCデータソース定義が登録されていない場合はエラーとなります。
パスワード情報については、セキュリティを考えて“********”(*の数は固定)を表示します。
JDBCデータソース名の一覧表示を行う場合に指定します。
登録、削除、登録内容の表示をするJDBCデータソースの名前を指定します。
JDBCデータソース名はアプリケーションから使用される名前を指定します。以下の文字を指定できます。
各国語文字
英数字
“!”、“#”、“$”、“%”、“&”、“(”、
“)”、“=”、“-”、“^”、“~”、“|”、
“@”、“[”、“{”、“:”、“*”、“}”、
“]”、“;”、“+”、“<”、“,”、“>”、
“.”、“?”、“/”、“_”
また、以下の記号を指定することはできません。記号が文字列中に含まれている場合も無効です。なお、空白を指定することもできません。
\(円記号)
'(一重引用符)
"(二重引用符)
JDBCデータソース定義の記述されているテキストファイルのファイル名を絶対パスで指定します。ファイル名は空白文字を使用する場合は、ファイル名を二重引用符で囲んでください。
JDBCネーミングサービスを運用しているホスト名またはIPアドレスを指定します。別のマシン上で動作しているJDBCネーミングサービスに対して操作を行う場合に指定します。省略した場合はlocalhostとなります。
JDBCネーミングサービスのポート番号を指定します。JDBCネーミングサービスの起動時に指定したポート番号を指定してください。
使用例
JDBCデータソース定義を記述した“create-ds.txt”というファイルの内容でJDBCデータソース“Datasource1”を新規登録します。
ネーミングサービスのポート番号を26600にする場合
symjddefds -bind -ds Datasource1 -file create-ds.txt -port 26600
JDBCデータソース“Datasource1”の内容をJDBCデータソース定義を記述した“create-ds2.txt”というファイルの内容に上書きします。
ネーミングサービスのポート番号を26600にする場合
symjddefds -rebind -ds Datasource1 -file create-ds2.txt -port 26600
JDBCデータソース“Datasource1”のJDBCデータソース定義を削除します。
ネーミングサービスのポート番号を26600にする場合
symjddefds -unbind -ds Datasource1 -port 26600
JDBCデータソース“Datasource1”のJDBCデータソース定義の内容を表示します。
ネーミングサービスのポート番号を26600にする場合
symjddefds -lookup -ds Datasource1 -port 26600
JDBCデータソース定義のJDBCデータソース名一覧を表示します。
ネーミングサービスのポート番号を26600にする場合
symjddefds -list -port 26600
注意
symjddefdsコマンド実行前に、-hostで指定されたホスト上で、JDBCネーミングサービスを起動してください。
JDBCデータソースが使用中の場合は上書きまたは削除することはできません。
JDBCデータソース定義ファイルの内容が不完全な場合は登録できません。
確認メッセージを表示せずに上書きまたは削除を行います。(GUI版は確認ダイアログ表示)
アプリケーションで使用済みのデータソースを更新する場合、ネーミングサービスとアプリケーションの再起動が必要です。
JDBC2.X対応ドライバを利用する場合は、-portオプションを省略することができます。省略した場合は10326となります。