名前
rdbsetrp -- リカバリポイントの設定
形式
rdbsetrp [-i データベース名.DSI名] リカバリポイント名
機能説明
リカバリポイントの設定を行います。
オプション
リカバリポイントを設定するDSI名を指定します。
-iオプションを省略した場合、rdbsetrpコマンド実行時点で、更新抑止の利用規定が設定されたDSIを対象として、リカバリポイントを設定します。
リカバリポイントの名前を指定します。
リカバリポイント名に指定できる長さは、131バイトまでです。
使用例
在庫管理DBに属する在庫表DSIのリカバリポイントを設定します。
rdbsetrp -i 在庫管理DB.在庫表DSI 在庫管理DB.在庫表DSI.200704140729
終了ステータス
以下の終了ステータスが返されます。
0 : 正常終了
0以外 : 異常終了
注意
-iオプションを省略する場合は、対象資源に更新抑止の利用規定を設定しておく必要があります。
設定したリカバリポイントを、対象資源以外のリカバリ処理に指定した場合、Symfowareでは、リカバリポイント設定時点の状態を保証できません。
リカバリポイント名は、RDBシステム内で一意となるように命名してください。以下の例に示すようにリカバリポイントを設定する年月日や時刻を付加し、他のDSIのリカバリポイントと混同しないようにDSI名を修飾した名前を設定してください。
YYMMDD_HHMMSS_DSI名
YYMMDD : 年月日を表します。
HHMMSS : 時刻を表します。