名前
rdbgcdic -- RDBディクショナリの再編成
形式(RDBディクショナリの再編成)
rdbgcdic -w ワークファイルパス名[{;ワークファイルパス名}...] -u 中間退避ファイル格納先パス名
形式(失敗時の再実行)
rdbgcdic -R
機能説明
RDBディクショナリを再編成します。
オプション
作業用ファイルを獲得するすべてのパス名を指定します。
ワークファイルパス名に指定できる長さは、228バイトまでです。
パス名を相対パスで指定した場合は、絶対パスに変換したときの長さが228バイト以内でなければなりません。
ワークファイルとして必要な容量は、以下となります。
ワークファイルのサイズ = RDBディクショナリのサイズ / 10
中間退避ファイル格納先パス名を指定します。中間退避ファイルには、RDBディクショナリの内容を一時的に格納します。
中間退避ファイル格納先パス名に指定できる長さは、128バイトまでです。
中間退避ファイル格納域として必要な容量は、以下となります。
中間退避ファイル格納域のサイズ = RDBディクショナリのサイズ / 10
本コマンドを失敗したあとに、再度、本コマンドを実行する場合に指定します。
使用例
RDBディクショナリの再編成を行います。
rdbgcdic -w c:\tmp -u c:\home\testdir
終了ステータス
以下の終了ステータスが返されます。
0 : 正常終了
0以外 : 異常終了
注意
本コマンドは、Symfoware/RDBが未起動状態では実行することができません。
本コマンドの実行中に異常が検出された場合は、RDBディクショナリの内容は保証されません。リカバリが完了するまで運用を開始しないでください。
本コマンドが異常終了した場合のリカバリは、異常の原因を取り除いた後に、本コマンドを再実行( -Rオプション)するか、rdbdmpdicコマンドで取得した退避データをもとに、rdbrcvdicコマンドの“RDBディクショナリとRDBディクショナリ用のRDBディレクトリファイルのリカバリ”によりRDBディクショナリをリカバリしてください。
中間退避ファイルは本コマンドの処理中に生成され、処理終了時に削除されます。また、本コマンド処理中に異常が発生した場合、再実行モードによる本コマンドの実行に備えて削除されずに残っている場合があります。本コマンドの異常終了により残った中間退避ファイルは再実行モードによる本コマンドの実行、もしくは本コマンドの再実行により削除されます。
本コマンド異常終了時に残った中間退避ファイルが削除された場合には本コマンドの再実行モードは実行できません。再実行モードによる本コマンドの実行を行う場合には、中間退避ファイルの削除は行わないでください。