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Symfoware Server V10.0.0 コマンドリファレンス

2.12 rdbcrdic

名前

rdbcrdic -- RDBディクショナリの作成

形式(RDBディクショナリの作成)

rdbcrdic { -f ディクショナリファイル名 -c スペース量
          | -r ローデバイス名 }
         [ { -a 割付け量 | -u { S | M | L }} ]
         [ -du ユーザデータベース用のRDBディレクトリファイルサイズ
           [ -eu 拡張量 ] ]

機能説明

RDBディクショナリおよびRDBディレクトリファイルを作成します。

オプション

-f ディクショナリファイル名

RDBディクショナリをファイルに作成する場合に、RDBディクショナリの作成先のファイル名を絶対パス名で指定します。
ファイル名に指定できる長さは、255バイトまでです。

-c スペース量

RDBディクショナリのデータベーススペースサイズを、メガバイト単位で指定します。
20以上2097151(2テラバイト-1メガバイト)以下の値を単位の“M”を付加した形式で指定します。

-r ローデバイス名

RDBディクショナリをローデバイスに作成する場合に、RDBディクショナリの作成先のローデバイス名を指定します。
ローデバイスのサイズは、20メガバイト以上必要です。

-a 割付け量

創成するRDBディクショナリのシステム表への割付け量を、メガバイト単位で指定します。
20以上の値を単位の“M”を付加した形式で指定します。
-aオプション、-uオプションのどちらも指定しなかった場合は、-uオプションに“M”を指定したとみなされます。なお、-cオプションで指定した値を超える値は指定できません。

-u { S | M | L }

創成するRDBディクショナリのシステム表への割付け量をL(大)、M(中)、S(小)で指定します。
L、M、Sを指定した場合のそれぞれの容量は以下のとおりです。
L : 82メガバイト
M : 42メガバイト
S : 21メガバイト
-aオプション、-uオプションのどちらも指定しなかった場合は、-uオプションに“M”を指定したとみなします。
なお、-cオプションで指定した値を超える値は指定できません。

-du ユーザデータベース用のRDBディレクトリファイルサイズ

ユーザデータベース用のRDBディレクトリファイルのサイズをメガバイト単位で指定します。
1以上4194303(4テラバイト-1メガバイト)以下の値を、単位の“M”を付加した形式で指定します。
省略した場合は、1Mを指定したとみなします。

-eu 拡張量

ユーザデータベース用のRDBディレクトリファイルの拡張サイズをメガバイト単位で指定します。
1以上1024以下の値を、単位の“M”を付加した形式で指定します。
省略した場合は、1Mを指定したとみなします。

使用例

例1

RDBディクショナリをCドライブの\sfwd\rdb\usr\dicディレクトリに、dictionary_newという名前で、割付け量にS(小)を指定して作成します。

rdbcrdic -f c:\sfwd\rdb\usr\dic\dictionary_new -u S -c 30M
例2

RDBディクショナリを、スペース量70メガバイト、割付け量60メガバイトの大きさで作成します。
また、RDBディレクトリファイルを5メガバイトの大きさで作成します。

rdbcrdic -f c:\sfwd\rdb\usr\dic\dictionary_new -a 60M -du 5M -c 70M

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0 : 正常終了
0以外 : 異常終了

注意