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Symfoware Server V10.0.0 コマンドリファレンス

2.4 rdbalmdsi

名前

rdbalmdsi -- DSIに対するアラームポイントおよび自動容量拡張の定義

形式(アラームポイントの定義)

rdbalmdsi -i データベース名.DSI名
          -a アラームポイント

形式(自動容量拡張の定義)

rdbalmdsi -i データベース名.DSI名
          -c 拡張契機
          -e 割付け量
          -p データベース名.データベーススペース名
          [{ ;データベース名.データベーススペース名}...]

形式(アラームポイントと自動容量拡張の定義)

rdbalmdsi -i データベース名.DSI名
          -a アラームポイント
          [ -c 拡張契機 ]
          -e 割付け量
          -p データベース名.データベーススペース名
          [{ ;データベース名.データベーススペース名}...]

形式(アラームポイントと自動容量拡張の変更)

rdbalmdsi -i データベース名.DSI名
         [ -a アラームポイント]
         [ -c 拡張契機 ]
         [ -e 割付け量 ]
         [ -p データベース名.データベーススペース名 ]
         [{ ;データベース名.データベーススペース名}...]

機能説明

オプション

-i データベース名.DSI名

アラームポイントおよび自動容量拡張したいDSI名を指定します。

-a アラームポイント

アラームポイントの契機をDSIの使用容量で指定します。
使用容量は、キロバイト(単位はK)およびメガバイト(単位はM)で、単位のKまたはMを付加した形式で指定します。

-c 拡張契機

自動容量拡張の拡張契機をDSIの空きページ容量で指定します。
空きページ容量は、キロバイト(単位はK)およびメガバイト(単位はM)で、単位のKまたはMを付加した形式で指定します。
(アラームポイントと自動容量拡張の定義)または(アラームポイントと自動容量拡張の変更)の形式で本オプションを省略した場合、“DSIの容量 - アラームポイント”の値になります。

-e 割付け量

DSIの拡張領域の割付け量を指定します。
割付け量は、キロバイト(単位はK)およびメガバイト(単位はM)で、単位のKまたはMを付加した形式で指定します。
指定できる値は、2097151K以下または2047M以下です。

-p データベース名.データベーススペース名
[{ ;データベース名.データベーススペース名}...]

自動容量拡張するデータベーススペース名を指定します。
複数のデータベーススペースを指定した場合には、指定順に利用します。
スケーラブルログ運用を行っている場合、自動容量拡張するデータベーススペースは、DSIを割り付けているデータベーススペースと同一のロググループでなければなりません。
また、データベーススペース名を複数指定する場合は、同一ロググループのデータベーススペースでなければなりません。

使用例

例1

在庫管理DBに定義されたRANDOM構造のDSI“会社表DSI”にアラームポイントを定義します。

rdbalmdsi -i 在庫管理DB.会社表DSI -a 400K
例2

在庫管理DBに定義されたSEQUENTIAL構造のDSI“在庫表DSI”にアラームポイントを定義します。
また、空ページの容量が50キロバイト以下になった契機で自動容量拡張するように定義します。

rdbalmdsi -i 在庫管理DB.在庫表DSI -a 150K
          -c 50K -e 100K -p 在庫管理DB.DBSP_1;在庫管理DB.DBSP_2
例3

在庫管理DBに定義されたRANDOM構造のDSI“会社表DSI”の拡張契機と、拡張するデータベーススペースを変更します。

rdbalmdsi -i 在庫管理DB.会社表DSI -c 10K
          -p 在庫管理DB.DBSP_3

終了ステータス

以下の終了ステータスが返されます。

0 : 正常終了
0以外 : 異常終了

注意