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Symfoware Server V10.0.0 クラスタ導入運用ガイド

6.2.1 RDBディクショナリのリカバリ

運用のRDBシステムにおいて以下の手順でリカバリをしてください。

参照

各コマンドのオプションの指定方法の詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。

リカバリ操作の手順

(1)スタンバイクラスのクラスタサービスを停止します。    ―――― クラスタ運用管理
                                                                ビューまたは
                                                                clstopsvcコマンド
(2)媒体障害の場合は、障害ディスクを取り換えます。    ―――― CE作業
    ディスク交換後、以下の作業を忘れずに行ってください。
    ・パーティション分割
    ・NTFSフォーマット(RDBの資源をNTFSファイルに配置している場合のみ)
    ・論理ドライブ名の設定(RDBの資源をローデバイスに配置している場合のみ)
(3)ディスクリソースを活性状態にします。
    ディスクリソースの活性手順は、
    “5.1.2 ディスクリソースを活性状態にする”
    を参照してください。
(4)rdbrcvdicコマンドのFWモードでRDBディクショナリ
    のみをリカバリします。                             ―――― rdbrcvdicコマンド
                                                                (FWモードかつ
                                                                 zオプション)
(5)Symfoware/RDBを起動します。(動作確認)              ―――― rdbstartコマンド
(6)Symfoware/RDBを停止します。(動作確認)              ―――― rdbstopコマンド
(7)ディスクリソースを非活性状態にします。
    ディスクリソースの非活性手順は、
    “5.1.4 ディスクリソースを非活性状態にする”
    を参照してください。
(8)スタンバイクラスのクラスタサービスを起動します。    ―――― クラスタ運用管理
                                                                ビューまたは
                                                                clstartsvcコマンド
(9)RDBディクショナリの退避データを取得します。         ―――― rdbdmpdicコマンド