ここでは、647XX系のメッセージについて説明します。
[説明]
ファイル形式に誤りがあります。
fileにはファイル名が表示されます。
detailには誤りの詳細が表示されます。
[対処]
ファイル名がipaddr.confファイルの場合、以下の項目を確認してください。
定義の記述が"キーワード(番号)=設定値"の形式になっていること
detailには"line 行番号"で読み込めない行の行番号が表示されます。
NODE_NAMEの記述があること
detailには"none,キーワード"でNODE_NAMEが存在しない定義が表示されます。
インタフェースエントリの先頭にIF_NAMEまたはVIF_NAMEの記述があること
detailには"サーバ名,キーワード"で先頭に記述のない定義が表示されます。
インタフェースエントリのキーワードが重複または不足していないこと
detailには"サーバ名,キーワード"で重複または不足している定義が表示されます。
各インタフェースエントリ内のキーワードの番号がエントリ内で一致していること
detailには"サーバ名,キーワード"で一致していない定義が表示されます。
各サーバ内の、インタフェースエントリのキーワードの番号が、0から昇順の値になっていること
detailには"サーバ名,キーワード"で昇順の値になっていない定義が表示されます。
ipaddr.confファイルについては、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「8.6 クローニングマスタに定義できるネットワークパラメタ自動設定機能」を参照してください。
正しい定義を行ったあと、再度実行してください。
[説明]
定義ファイルに無効な設定値があります。
fileにはファイル名が表示されます。
detailには誤りの詳細が表示されます。
[対処]
ファイル名がipaddr.confファイルの場合、detailに表示された"サーバ名,キーワード"が示す定義の設定値で、以下の項目を確認してください。
設定値が空白ではないこと、余分な空白を記述していないこと
サーバ名が先頭文字を英字とし、半角英数字およびハイフン("-")で構成された15文字以内の文字列であること
IPアドレス、サブネットマスクの形式(ピリオド(".")区切りの10進数表記)に誤りがないこと
IPアドレスにネットワークアドレス、マルチキャストアドレス、ブロードキャストアドレスを使用していないこと
仮想インタフェース名がshaX(Xは0~255の整数)であること
監視先IPアドレスの2つに異なるIPアドレスを設定していること
HUB-HUB間監視の有無にONまたはOFFを設定していること
ipaddr.confファイルについては、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「8.6 クローニングマスタに定義できるネットワークパラメタ自動設定機能」を参照してください。
正しい定義を行ったあと、再度実行してください。
[説明]
定義ファイルの設定値が重複しています。
fileにはファイル名が表示されます。
detailには誤りの詳細が表示されます。
[対処]
ファイル名がipaddr.confファイルの場合、detailに表示された"サーバ名,キーワード"が示す定義の設定値が、同ファイルの他の定義と重複しているので、以下の項目を確認してください。
全サーバのサーバ名が重複していないこと
全サーバのインタフェース、仮想インタフェースのIPアドレスが重複していないこと
各サーバ内で、インタフェース、仮想インタフェース名が重複していないこと
監視先IPアドレスが、全サーバのインタフェース、仮想インタフェースのIPアドレスに使用されていないこと
ipaddr.confファイルについては、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「8.6 クローニングマスタに定義できるネットワークパラメタ自動設定機能」を参照してください。
正しい定義を行ったあと、再度実行してください。
[説明]
定義ファイルの設定に無効なネットワークアドレスがあります。
fileにはファイル名が表示されます。
detailには誤りの詳細が表示されます。
[対処]
ファイル名がipaddr.confファイルの場合、detailに表示された"サーバ名,キーワード"が示すIPアドレスが属するサブネットで、以下の項目を確認してください。
キーワードがIF_IPADまたはVIF_IPADの場合
IPアドレスが属するサブネットが、同じサーバの別のインタフェース、仮想インタフェースのサブネットと異なり、どちらにも含まれないことを確認してください。
キーワードがPOL_ADDRの場合
IPアドレスが属するサブネットが、同インタフェースエントリの仮想インタフェースのIPアドレスが属するサブネットと同じことを確認してください。
ipaddr.confファイルについては、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「8.6 クローニングマスタに定義できるネットワークパラメタ自動設定機能」を参照してください。
正しい定義を行ったあと、再度実行してください。