ここでは、646XX系のメッセージについて説明します。
[説明]
PRIMECLUSTER GLSがセットアップされていません。
[対処]
PRIMECLUSTER GLSのセットアップを行ってください。
[説明]
ファイルが存在しません。
file_nameにはファイル名が表示されます。
[対処]
file_nameに入るファイル名に応じて、対処を行ってください。
ipaddr.confの場合
「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「8.6 クローニングマスタに定義できるネットワークパラメタ自動設定機能」を参照し、作成してください。
ifcfg-ethXの場合
ethXに対応する/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethXファイルを作成してください(ethXは、eth0、eth1などのインタフェース名)。
[説明]
hostsファイルの編集に失敗しました。
[対処]
hostsファイルへの定義が必要な場合は、hostsファイルに問題がないか確認後、再度実行してください。
[説明]
内部エラーが発生しました。
[対処]
本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。
[説明]
一般ユーザでは実行できません。
[対処]
OSの管理者権限で実行してください。
[説明]
IPアドレスが定義されていません。
codeには内部コード情報が表示されます。
[対処]
ipaddr.confファイルにIPアドレスが定義されていないか、または定義文字列が誤っています。
詳細については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「8.6 クローニングマスタに定義できるネットワークパラメタ自動設定機能」を参照してください。
正しい定義を行ったあと、再度実行してください。
[説明]
ipaddr.confの定義ファイルの設定に誤りがあります。
codeには内部コード情報が表示されます。
[対処]
ipaddr.confファイルの設定について、以下の項目を確認してください。
各定義キーワードの末尾の数字が同じではないこと
各インタフェース名、IPアドレスが正しく設定されていること
上記を確認し、問題がない場合は、PRIMECLUSTER GLSのユーザコマンド実行機能への設定が誤っている可能性があります。
設定内容を確認後、再度実行してください。
[説明]
すでにLANインタフェース設定は行われています。
[対処]
すでに設定されている内容を確認し、問題がない場合は、対処は必要ありません。
設定を変更する場合は、rcxadm lanctl unsetコマンドでLANインタフェースの設定を解除したあと、設定ファイルの内容を変更し、rcxadm lanctl setコマンドで設定を行ってください。
[説明]
すでにネットワークパラメタ自動設定機能が有効になっています。
[対処]
対処は必要ありません。
[説明]
すでにネットワークパラメタ自動設定機能が無効になっています。
[対処]
対処は必要ありません。
[説明]
システムコマンドが異常終了しました。
commandにはコマンド名が表示されます。
targetにはコマンドの実行対象が表示されます。
detailには異常終了の詳細が表示されます。
[対処]
commandに入るコマンド名に応じて、対処を行ってください。
command=ifconfigまたはnetshが表示された場合
ipaddr.confファイルのtargetに表示された定義内容(キーワードで表示)のインタフェースに対して設定が異常終了しました。
定義に記述してあるインタフェースの状態を実行装置で確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再度操作を行ってください。
detailにはnoneが表示されます。
command=hanetconfig、hanetmask、hanetpollが表示された場合
ipaddr.confファイルのtargetで表示された設定対象(キーワードで表示)の仮想インタフェースに対して設定が異常終了しました。
detailに表示された各コマンドのエラー内容についてはPRIMECLUSTER GLSのマニュアルを参照し、エラーの原因を取り除いたあと、再度操作を行ってください。
command=mvが表示された場合
ディスク容量が不足しています。ディスク容量の見直しを行い、十分な容量を確保したあと、再度実行してください。
または、Linuxの管理対象サーバに対して、ipaddr.confファイルのIF_NAME、PRI_NAME、SCD_NAMEの設定値に空白が使用されており、処理が異常終了しました。定義内容を見直し、再度実行してください。
targetとdetailにはnoneが表示されます。
command=vconfigが表示された場合
Linuxの管理対象サーバに対して、ipaddr.confファイルのIF_NAME、PRI_NAME、SCD_NAMEの設定値にピリオド(".")が使用されており、処理が異常終了しました。定義内容を見直し、再度実行してください。
targetとdetailにはnoneが表示されます。