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ServerView Resource Coordinator VE メッセージ集

4.1.3 615XX系

ここでは、615XX系のメッセージについて説明します。

61501

FJSVrcx:ERROR:61501:the cloning process terminated abnormally. product=_SET_PUBLICIP(Resource Coordinator), target=obj, event=event, action=action

[説明]

「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「8.6 クローニングマスタに定義できるネットワークパラメタ自動設定機能」で設定された処理でエラーが発生しました。

objには、操作対象の管理対象サーバが表示されます。
eventには、以下のどれかが表示されます。

  • PRE_TGTSVR_IMAGE_CREATE

    クローニングマスタ採取前の処理でエラー復帰しました。

  • POST_TGTSVR_IMAGE_CREATE

    クローニングマスタ採取後の処理でエラー復帰しました。

  • POST_TGTSVR_IMAGE_INSTALL

    クローニングマスタ配付後の処理でエラー復帰しました。

actionには、以下のどちらかが表示されます。

【Windows】
インストールフォルダ\Agent\bin\rcxadm

【Linux】
/opt/FJSVrcxat/bin/rcxadm

[対処]

ネットワークパラメタ自動設定機能の処理結果は、以下のファイルに出力されます。
ファイルに出力されたエラーメッセージを確認し、そのエラーメッセージの対処を行ってください。

【Windows】
インストールフォルダ\Agent\var\log\error_lan.log

【Linux】
/var/opt/FJSVnrmp/logs/error_lan.log

ファイルについては、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「8.6.2 保守」を参照してください。

エラーの原因を取り除いたあと、以下の方法で再度操作を行ってください。

再操作方法

  • クローニングマスタ採取前でエラーになった場合

    エラーの原因を取り除いたあと、クローニングマスタの再採取を行ってください。

  • クローニングマスタ採取後でエラーになった場合

    エラーの原因を取り除いたあと、採取されたクローニングマスタを削除し、クローニングマスタの再採取を行ってください。

  • クローニングマスタ配付後でエラーになった場合

    クローニングマスタの採取元と配付先が同じ管理対象サーバの場合
    エラーの原因を取り除いたあと、クローニングマスタの再配付を行ってください。
    ネットワークパラメタ自動設定機能の定義ファイルを修正する場合は、クローニングマスタ配付前に採取したシステムイメージをリストアし、修正を行ってください。
    採取元のネットワークパラメタ自動設定機能の定義ファイルを修正した場合は、修正前に採取したクローニングマスタを削除し、クローニングマスタを再採取後、再配付を行ってください。

    クローニングマスタの採取元と配付先が異なる管理対象サーバの場合
    エラーの原因を取り除いたあと、クローニングマスタの再配付を行ってください。
    採取元のネットワークパラメタ自動設定機能の定義ファイルを修正した場合は、修正前に採取したクローニングマスタを削除し、クローニングマスタを再採取後、再配付を行ってください。


61502

FJSVrcx:ERROR:61502:timeout occurred while executing the cloning process. product=_SET_PUBLICIP(Resource Coordinator), target=obj, event=event, action=action

[説明]

「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「8.6 クローニングマスタに定義できるネットワークパラメタ自動設定機能」で登録したネットワークパラメタ自動設定機能の処理でタイムアウトエラーが発生しました。

objには、操作対象の管理対象サーバが表示されます。

eventには、以下のどれかが表示されます。

  • PRE_TGTSVR_IMAGE_CREATE

    クローニングマスタ採取前の処理でエラー復帰しました。

  • POST_TGTSVR_IMAGE_CREATE

    クローニングマスタ採取後の処理でエラー復帰しました。

  • POST_TGTSVR_IMAGE_INSTALL

    クローニングマスタ配付後の処理でエラー復帰しました。

actionには、以下のどちらかが表示されます。

【Windows】
インストールフォルダ\Agent\bin\rcxadm

【Linux】
/opt/FJSVrcxat/bin/rcxadm

[対処]

管理対象サーバの負荷状況を確認し、問題がない場合は、「メッセージ番号 61501」の「再操作方法」で再度操作を行ってください。


61506

FJSVrcx:ERROR:61506:SOCKET_ERROR:PxeMtftp|PxeParser|PxeService:%1

[説明]

HBA address rename設定サービスPxeMtftp|PxeParser|PxeServiceのソケットエラーが発生しました。

%1には、以下のどれかが表示されます。

  1. PxeMtftp: Unable to bind to socket on port 69, Error=0x%x

  2. PxeParser: Socket Error while binding DHCP Socket: 0x%x, Port 67, IP=%u-%u-%u-%u

  3. PxeService: Initreg-Unable to bind send socket : WSAGetLastError = 0x%x

  4. PxeService: Unable to bind send socket : WSAGetLastError = 0x%x

  5. PxeService: Error 0x%x while binding Socket on Port=4011, IP=%u-%u-%u-%u

  6. PxeService: Error 0x%x while binding DHCP Socket on Port=67, IP=%u-%u-%u-%u

【Linux】
HBA address rename設定サービスPxeMtftpのメッセージは出力されません。

[対処]

netstat -naコマンドを実行して以下のポートが他のプログラムによってすでに使用されていないか確認してください。ポートが使用されていない状態でHBA address rename設定サービスを、再度起動してください。

a.の場合: UDPポート69

b.の場合: IP Address %u-%u-%u-%u のポート67

c.の場合: IP Address 0.0.0.0 のポート68

d.の場合: IP Address 0.0.0.0 のポート68

e.の場合: IP Address %u-%u-%u-%u のポート4011

f.の場合: IP Address %u-%u-%u-%u のポート67

%1で表示された詳細メッセージが上記以外の場合、または上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


61507

FJSVrcx:ERROR:61507:operation is already running.

[説明]

他のRCコンソールからLANスイッチ探索を実行中のため、要求されたLANスイッチ探索を実行できません。
LANスイッチ探索は、同じマネージャ上で同時に1つだけ実行できます。

operationには、以下が表示されます。

  • LAN switch discovery(LANスイッチ探索)

[対処]

他のRCコンソールで実行しているLANスイッチ探索が終了したあと、再度操作を行ってください。
実行中の操作の状況は、RCコンソールの進捗状況で確認できます。